出力データユーザー出口プログラム
InfoPrint Managerの出力データユーザー出口プログラムは、InfoPrint Managerからの出力データストリームを監視するために使用されます。この出口は、ジョブの終わりに、エラーメッセージおよびトレーラーページの前に呼び出されます。
使用可能なサンプルユーザー出口プログラムページに表示されたサンプル出力データユーザー出口プログラムのソースコード(C言語で作成されたもの)は、/usr/lpp/psf/exits/ainuxout.cファイルにあります。このサンプルプログラムは 1 つの戻りコードだけで構成されていて、 関数は何も実行しません。
出力データユーザー出口プログラムのデータ構造は、/usr/lpp/psf/exits/ainuexit.hファイルのソースコードに含まれます。これらの構造のコードは、ユーザー出口プログラム構造に示してあります。
この出口の宣言は次のとおりです。
void OUTDATA (OUTDATA_EXITDATA *exitdata)
OUTDATA_EXITDATA入出力パラメーターには、InfoPrint Managerとユーザー出口プログラム間の通信に必要なすべての入出力データがあります。
出力データユーザー出口プログラムには、以下のフィールドもあります。
- Copy
- この出口への呼び出しに関連付けられるのがどのコピーかを識別します。最初に1に設定され、出口が呼び出されるたびに1ずつ増分します。
- DataSize
- バッファー内のバイト数を示します。
- DataPointer
- 出力データストリームが入るバッファーを指します。
出力データユーザー出口プログラムを作成した後で、Linux の make コマンドを使ってコードをコンパイルする必要があります (「ユーザー出口プログラムをコンパイル/インストールする」を参照)。
注意: 一部のサンプルプログラム(完全なリストについては、一般的な入出力フィールドを参照)で使用される出力情報フィールドは、代替サンプルユーザー出口から使用できます。InfoPrint Managerは代替出力データユーザー出口を提供しません。