プリンタージョブ間でのCMR/データオブジェクトの再利用
CMR/データオブジェクトを複数の印刷ジョブで使用すると、プリンターのパフォーマンスを向上させることができます。 InfoPrint Managerには、再利用を指定するために使用できる2つの実宛先属性maximum-presentation-object-containers-to-keepおよびcapture-inline-cmr-resourcesが用意されています。
同じリソース (会社のロゴなど) を異なる印刷ジョブで使用する場合、そのリソースをプリンターに格納することで印刷のパフォーマンスを向上させることができます。
ジョブ間でプリンターのメモリーに保管するCMR/データオブジェクトの最大数を指定するには、maximum-presentation-object-containers-to-keep実宛先属性を使用します。デフォルト値は 100 個のオブジェクトです。CMR とデータオブジェクトの両方がこのカウントに含まれます。
プリンターは、maximum-presentation-object-containers-to-keep実宛先属性の値およびプリンターにダウンロード済みで使用可能なリソースに基づき、実際に保持するリソースを制御します。
注意: プリンターがリセットされると、プリンターメモリーはクリアされます。
印刷ジョブとともにCMRをインラインで入れる場合は、capture-inline-cmr-resources実宛先属性を使用すると、インラインCMRの取り込みとPSF TCP/IPプリンターでの再利用を指示できます。CMR を取り込むことで、リソースがプリンターにダウンロードされ、将来の再利用のためにプリンターメモリーに常駐します。この属性のデフォルトは false (非アクティブ) です。