InfoPrint Managerをリモートシステムにプッシュする(無人)
重要: プッシュインストール方式では、InfoPrint Manager をインストールするすべてのリモートシステムに対してsshアクセスが必要です。セキュリティー上の理由から、SSH公開鍵認証のみが可能です。
InfoPrint Managerをインストールする前に、次のSSH要件を満たしている必要があります。
- すべてのリモートシステムで、
root
ユーザーに対して公開鍵認証が有効で機能している必要があります。 - サーバーの公開鍵の認証文字列がすでに許可されている必要があります。
以下のSSH制限は、InfoPrint Managerインストーラーによってコマンドラインで強制的に実行されます。
ClearAllForwardings |
使用可能 |
ForwardAgent |
使用不可 |
ForwardX11 |
使用不可 |
KbdInteractiveAuthentication |
使用不可 |
PasswordAuthentication |
使用不可 |
InfoPrint Managerの無人リモートプッシュインストールを実行するには、以下の操作を行います。
- InfoPrint Managerソフトウェアサーバーを構成するの指示に従って、InfoPrint Managerソフトウェアサーバーをセットアップします。
- インストーラーでInfoPrint Manager サーバーソフトウェアと機能をローカルにインストールするに記載されているインストール手順のステップ1-9に従ってください。
- 無人インストール用にipin_responseファイルを作成するかどうかを尋ねられたらはいを選択します。リモートシステムのIPアドレス名を入力し、ローカルシステムの名前は空白のままにします。
- Linuxエディターを使ってipin_responseファイルを編集します。acceptLicenseを
1
に設定し、使用許諾契約に同意します。 - ipin_responseファイルを
/ip_remote/auto
ディレクトリーなど、リモートシステム上の場所にコピーします。たとえば、/ip_remote/auto
に以下のコンテンツが含まれていることが想定されます。 root
ユーザーとして次のコマンドを実行し、/ip_remote/auto
ディレクトリーで構成されたすべてのリモートシステムでInfoPrint Managerのインストールを実行します。
- 注意:
remote_install
スクリプトは、/ip_remote/auto
ディレクトリーに設定された各リモートシステムに対してインストールログファイルを作成します。ログは、var/log/pd/install/<infoprint manager version>/
ディレクトリーに作成されます。ログファイルには、実行されたすべてのsshコマンドとリモートシステムからの応答が含まれます。- アップグレードを実行する場合、リモートシステムの古いインストールログファイルは自動的にバックアップされます。
/ip_remote
ファイルシステムで異なるマウントポイントを設定している場合は、それを識別するために、オプションで-sフラグを使用してください。- インストールプロセスのトラブルシューティング情報については、
/var/log/pd/install/<infoprint manager version>/*.log
ファイルを参照してください。