BSDプリンター
実宛先で変換を終了するための構成が必要なとき、自分で使用するEXITを作成するとき、または他のDSSが適合しないときにBSDの実宛先を作成します。BSD DSSは、他のDSSと比べるとプリンターの制御が難しくジョブの状況も正確に報告されません。
BSDプリンターを作成する前に、以下のワークシートを完成させてください。
BSDプリンターワークシート
ウィザードプロンプト | 説明 | 値 |
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名前 | 実宛先オブジェクトの名前です。 | |
サーバー | この実宛先を制御するInfoPrintサーバーです。 | |
SNMP TCP/IP アドレス | このプリンターへのアクセスに使用されるIPアドレス。この値は、SNMP プリンターにのみ使用されます。
プリンターバックエンドとしてInfoPrint Manager (lprafp) LPRを使用している場合は、このフィールドは空白のままにしてください。 |
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プリンターコマンド | このリモート宛先にジョブを実行依頼するために出すコマンド。通常、これはInfoPrint Manager (lprafp) LPRコマンドへの呼び出しです。(例: /usr/lpp/psf/utils/lpr/LPR -A -s serverName -p printerName ) |
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論理宛先 | ジョブをこの実宛先に送信する論理宛先です。
デフォルトの論理宛先を受け入れるか、別の既存の論理宛先を使用するか、このプリンター用に新しい論理宛先を作成できます。 |
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論理宛先のサーバー | 論理宛先を含むInfoPrintサーバーです。 | |
キュー | この実宛先に宛てられるジョブを保留するキュー。 | 新しい論理宛先を選択した場合、以下の3つのオプションがあります。
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このプリンターのタイプを作成するには、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUI のプリンターの作成ウィザードを使用します。(メニューバーで、[プリンター]→[作成]→[BSD]をクリックします。)
BSDプリンターワークシートには、ウィザードのプロンプトで要求される情報が示されています。詳しくは、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIオンラインヘルプを参照してください。
BSD DSSは、InfoPrint Managerジョブと文書の属性を目的のコマンドのオプションにマッピングできます。InfoPrint Managerは、attribute-map属性にある値を使用し、InfoPrint Managerジョブと文書の属性をdestination-command値に追加するオプションにマッピングします。これで、InfoPrint Managerから宛先コマンドに渡されるオプションをカスタマイズできます。属性マップの各値は、InfoPrint Manager属性名、コロン、属性がマッピングされるオプションフラグを含む文字列から構成されます。InfoPrint Managerは、生成されたコマンドのオプションフラグの後に属性の値を追加します。attribute-map属性の動作については、BSD DSSを参照してください。
プリンターの作成ウィザードでプリンターを使用可能にしなかった場合は、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIでプリンターを使用可能にします。