InfoPrint Manager for Linuxのジョブ暗号化を使用可能にする

InfoPrint Manager サーバーのジョブ暗号化を使用不可にするには、以下の操作を行います。
  1. InfoPrint Managerの実行中の全てのインスタンスを停止します。相互運用環境では、相互運用されている全てのマシンにおいて、InfoPrint Managerの実行中の全てのインスタンスを停止します。
  2. サンプル構成ファイルipm-file-encryption.cfgを、/usr/lpp/pd/cfg-samples/file-encryption ディレクトリーから /var/pddir/default_cell/crypto ディレクトリーにコピーします。
  3. コメントを解除し、EnableFileEncryption1 に設定します。
  4. コメントを解除し、Cipher を暗号化に使用したい暗号に設定します。
  5. InfoPrint Managerを実行しているユーザーとして、またはrootユーザーとして、pdenc_jobsを実行します。相互運用環境では、相互運用されている全てのマシンにおいて、pdenc_jobsを順次実行します。
  6. InfoPrint Manager の全てのインスタントを開始または再起動します。
    重要:
  • 暗号化が有効になったら、ipm-file-encryption.cfg 構成ファイルの暗号を変更しないでください。暗号を変更するには、InfoPrint Manager for Linuxのジョブ暗号化を使用不可にするの手順に従い、ipm-file-encryption.cfg 構成ファイルを変更してから、InfoPrint Managerのジョブ暗号化を有効にする手順に従います。
  • 暗号化が有効になったら、ipm-file-encryption.datファイルの暗号を削除しないでください。このファイルは、ipm-file-encryption.cfg 構成ファイルと同じディレクトリーに格納されます。
  • pdenc_jobsを実行する前に、ジョブが格納されているパーティションに空き領域が少なくとも1.5*(ジョブ + ripファイルのサイズ)あることを確認してください。