デフォルトジョブで通知プロファイルを使用する

印刷ジョブが実行依頼されたときは、InfoPrint Managerは、デフォルト通知プロファイルに基づき、ジョブに関するメッセージを送信します。従って、デリバリーメソッドはmessage、デリバリーアドレスは「ジョブが実行依頼されたシステムのアドレスでジョブを実行依頼した人のユーザーID」、イベントIDはデフォルトの通知プロファイル設定にリストされたIDになります。(InfoPrint Selectを使用してジョブを実行依頼した場合は、デフォルト通知プロファイルが異なります。詳しくは、RICOH InfoPrint Manager for Linux:スタートガイドInfoPrint Select通知を操作するセクションを参照してください。)

デフォルト通知プロファイルの設定を変更する場合は、デフォルトジョブに通知プロファイルを作成できます。デフォルトジョブに通知プロファイルをセットアップするときは、以下に留意してください。

  • デフォルトジョブは1つだけ各論理宛先に設定できます。従って、すべてのジョブが同じ通知プロファイルを使用します。
  • デフォルトジョブの通知プロファイルに送達アドレスを設定した場合、すべてのメッセージがそのアドレスに届きます。ただし、デリバリーアドレスをブランクのままにしておくと、InfoPrint Managerは、ジョブが実行依頼されたアドレスを埋め込みます(このアドレスは指定できません。ジョブとともに送信されます)。このオプションは、送達方式 message および e-mail でのみ機能するもので、通知プロファイルがマージされるのはこのときだけです。
  • ジョブを実行依頼するときに明示的通知プロファイルを使用した場合は(pdprを使用してジョブを実行依頼するときにnotification-profile属性を含めるなど)、デフォルトジョブに設定されたプロファイルを指定変更します。
    注意: InfoPrint Selectを使用してジョブを実行依頼した場合は、明示的な通知プロファイルが各ジョブとともに送信されます。InfoPrint Selectでデフォルトジョブに通知プロファイルを使用する場合、Select通知の上書きについては、 RICOH InfoPrint Manager for Linux:スタートガイドInfoPrint Select通知を操作するセクションを参照してください。