DSSによるアカウンティング情報の使用上の考慮事項
このセクションでは、DSSによるサーバーのアカウンティング情報について詳しく説明します。また、InfoPrint Managerでアカウンティング情報を使用するときの、さまざまなDSSを使用するための提案についても説明します。
- CUPS DSS
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- wait-for-job-completionがTrueに設定されていて、ジョブが正常終了するか、キャンセルされた場合は、アカウンティングログに記録されたページカウントはプリンターにスタックされたページ数です。たとえば、3ページの片面印刷文書は、アカウンティングログには3ページと記録され、3ページがスタックされます。両面印刷された4ページ文書は、2シートがスタックされても、アカウンティングログには4ページと記録されます。プリンターや使用するバックエンドに応じ、プリンターで保留状態のジョブには、完了ページ数がゼロと記録されます。
- 注意:
- CUPS DSSを使用するときは、1.4.2以上のcups-libsバージョンを使用して正確なアカウンティング情報を取得してください。
- 物理プリンターにタイムアウト設定がある場合は、wait-for-job-completionにTrueまたははいを指定するときに、タイムアウト設定が使用不可であること、またはタイムアウト値が十分に高いことを確認してください。タイムアウト値が低いと不正な情報が発生し、バックエンドが失敗します。
- 物理プリンターがネストされたPJL JOBコマンドをサポートしていない場合は、実宛先の printer-command属性を設定してください。詳しくは、wait-for-job-completionを参照してください。
- wait-for-job-completionがFalseに設定されている場合、ページカウントはプリンター上にスタックされたページ数には基づきません。この場合は、InfoPrint Managerは次の方法を使用し、ページカウントを計算します。
- プリンターバックエンドは、非ゼロのページカウントを戻すことがあります。このページカウントは、プリンターバックエンドがプリンターに送信するページ数に基づきます。この数値が戻された場合は、InfoPrint Managerは、アカウンティングログに記録するページカウント用に使用します。
- プリンターバックエンドがページカウントとしてゼロを戻し、そのジョブにjob-page-count指定があった場合は、InfoPrint Managerはページカウントをアカウンティングログに記録します。
- プリンターバックエンドがページカウントとしてゼロを戻し、ユーザーがjob-page-countを指定せずに、ジョブがPCL、PDF、またはPostScriptの場合は、InfoPrint Managerはページカウントを計算し、アカウンティングログに記録を試みます。
- 制限:キャンセルまたは一時停止したジョブに報告されたオクテットカウントは不正確になることがあります。
- wait-for-job-completionがTrueに設定されていて、ジョブが正常終了するか、キャンセルされた場合は、アカウンティングログに記録されたページカウントはプリンターにスタックされたページ数です。たとえば、3ページの片面印刷文書は、アカウンティングログには3ページと記録され、3ページがスタックされます。両面印刷された4ページ文書は、2シートがスタックされても、アカウンティングログには4ページと記録されます。プリンターや使用するバックエンドに応じ、プリンターで保留状態のジョブには、完了ページ数がゼロと記録されます。
- BSD DSS
- BSD DSSを使用し、宛先にアカウンティングログに記録されたページカウントは、次の基準に基づきます。
- ユーザーが印刷ジョブでjob-page-countジョブ属性またはpage-count文書属性を指定している場合は、InfoPrint Managerはアカウンティングログにその数値を記録します。
- ユーザーがjob-page-countまたはpage-countを指定せずに、印刷されているデータがPCL、PDF、またはPostScriptの場合は、InfoPrint Managerはページカウントを計算し、アカウンティングログに記録を試みます。
- TCP/IP接続タイプを持つPSF DSS
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- 正常に終了したジョブでは、アカウンティングログに示されたページカウントはスタートページとエンドページを含む、プリンターでスタックされたAFPページ数になります。
注意: nアップ文書では、nページまでが印刷する用紙面ごとにカウントされます。
- 制限:
- すべてのドキュメントが ASCII の複数ドキュメントジョブを印刷する場合、アカウンティングログは、最後に印刷されたドキュメントのページだけを表示します。
- ジョブが一時停止またはキャンセルされた場合は、アカウンティングログに示されるページカウントが不正確になることがあります。
- 一時停止ジョブに関しては、オクテットカウントは必ずゼロ(0)になります。
- 正常に終了したジョブでは、アカウンティングログに示されたページカウントはスタートページとエンドページを含む、プリンターでスタックされたAFPページ数になります。
- 他のドライバー接続タイプを持つPSF DSS
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- wait-for-job-completionがTrueに設定されていて、ジョブが正常終了した場合は、アカウンティングログに記録されたページカウントはプリンターにスタックされたページ数です。たとえば、3ページの片面印刷文書は、アカウンティングログには3ページと記録され、3ページがスタックされます。4ページの片面印刷または両面印刷文書は、2シートがスタックされても、アカウンティングログには4ページと記録されます。プリンターや使用するバックエンドに応じ、プリンターで保留状態のジョブには、完了ページ数がゼロと記録されます。
アカウンティングに記録されるページカウントには、補助シートが含まれます。
- wait-for-job-completionがFalseに設定されている場合、ページカウントはプリンター上にスタックされたページ数には基づきません。この場合は、InfoPrint Managerは次の方法を使用し、ページカウントを計算します。
- アカウンティングログに記録されるページカウントは、document-formats-ripped-at-destination実宛先属性が設定されている場合を除き、PSFがプリンタードライバーに送信したことを報告するページ数です。
- document-formats-ripped-at-destination実宛先属性を入力データストリームに設定し、ジョブがPCL、PDF、またはPostScriptの場合は、InfoPrint Managerはページカウントを計算し、アカウンティングログに記録を試みます。唯一の例外は、ユーザーがjob-page-count属性を指定し、InfoPrint Managerが、ユーザーが指定したその属性の値を記録する場合です。
- 制限:キャンセルされたジョブのアカウンティングログで報告されるページカウントおよびオクテットカウントは正確ではありません。
- wait-for-job-completionがTrueに設定されていて、ジョブが正常終了した場合は、アカウンティングログに記録されたページカウントはプリンターにスタックされたページ数です。たとえば、3ページの片面印刷文書は、アカウンティングログには3ページと記録され、3ページがスタックされます。4ページの片面印刷または両面印刷文書は、2シートがスタックされても、アカウンティングログには4ページと記録されます。プリンターや使用するバックエンドに応じ、プリンターで保留状態のジョブには、完了ページ数がゼロと記録されます。
- PSF DSSコマンド/Upload接続タイプ
- コマンドまたはアップロード接続タイプを使用し、宛先にアカウンティングログに記録されたページカウントは、PSFが生成し、プリンターまたはホストシステムに送信したページ数です。このページカウントはプリンターまたはホストシステムで受け取ったか、印刷されたページ数に基づきません。
- EメールDSS
- EメールDSSを使用して宛先にアカウンティングログに記録されたページカウントは、InfoPrint ManagerがEメール受信側に生成し、送信したページ数を反映しています。このページカウントはEメール受信側が受け取ったページ数に基づきません。
- DFE DSS
- wait-for-job-completion属性がTrueに設定されていて、ジョブが正常終了するか、キャンセルされた場合は、アカウンティングログに記録されたページカウントはプリンターにスタックされたページ数です。たとえば、3ページの片面印刷文書は、アカウンティングログには3ページと記録され、3ページがスタックされます。両面印刷された4ページ文書は、2シートがスタックされても、アカウンティングログには4ページと記録されます。
- wait-for-job-completion属性がFalseに設定されている場合、ページカウントはプリンター上にスタックされたページ数には基づきません。この場合は、InfoPrint Managerは次の方法を使用し、ページカウントを計算します。
- アカウンティングログに記録されるページカウントは、document-formats-ripped-at-destination実宛先属性が設定されている場合を除き、PSFがプリンタードライバーに送信したことを報告するページ数です。
- document-formats-ripped-at-destination実宛先属性を入力データストリームに設定し、ジョブがPCL、PDF、またはPostScriptの場合は、InfoPrint Managerはページカウントを計算し、アカウンティングログに記録を試みます。唯一の例外は、ユーザーがjob-page-count属性を指定し、InfoPrint Managerが、ユーザーが指定したその属性の値を記録する場合です。
- 制限:キャンセルされたジョブのアカウンティングログで報告されるページカウントおよびオクテットカウントは正確ではありません。