InfoPrint Select for LinuxでLDAPジョブ認証を使用する
LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントでは、ユーザーが初めてジョブを実行依頼するときにLDAP認証が必要です。LDAP認証のサポートを使用すると、認証されたユーザーのみが印刷し、特定のジョブを印刷したユーザーに関する情報を提供できます。LDAP認証を使用すると、InfoPrint Managerはより正確なアカウンティング情報を提供できます。
LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントは、GSS認証オプションが有効になっているLDAPサーバーを使用するよう構成してください。InfoPrint Selectクライアントは、一度に1つのバージョンだけをインストールするため、非LDAPバージョンがインストールされている場合はそれをアンインストールしてから、LDAPバージョンをインストールしてください。2回目以降の更新は、インストールされている現在のバージョンに適用されます。LDAP認証設定は、構成ファイルに含まれています。root権限を持っている場合に限り、その構成設定を編集できます。同じボックスから、複数のユーザーがログインして認証を受けることができます。
LDAPサーバーに正常にログインできない場合は、LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントではジョブを実行依頼できません。LDAPサーバーに正常にログインした場合は、InfoPrint Managerサーバーにジョブを実行依頼できます。印刷ジョブを初めて実行依頼するときは、LDAPサーバーにログインしてください。LDAPログインセッションは、ログオフしたとき、またはLDAPサーバー管理者が設定したセッションタイムアウトが発生したときに期限切れになります。印刷ジョブを実行依頼するたびに再度ログインする必要はありません。実行依頼されたジョブにはauthenticated-login属性とLDAPユーザー名が含まれますが、これらをサーバーアカウンティングログに追加するには、サーバーまたは実宛先のadditional-accounting-log-attributes属性を使用します。接続設定を変更できます。 また、アプリケーションは構成ファイルを更新します。
LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントは、LDAP v3に準拠しています。これは、オープンディレクトリーLDAPモデルのみサポートします。つまり、LDAPサーバーは、SSL経由の接続を確立するようクライアントに強制しません。
また、SSL経由でLDAPサーバーと接続するときに認証を受けるようクライアントに要求しません。ディレクトリーシステムを一般公開しない場合は、SSLクライアントの相互認証が使用可能です。SSLクライアント認証では、クライアントはサーバーによって検証された有効な証明書が必要です。