Notify-operator属性
notify-operator属性は、通知プロファイルの小型バージョンです。この属性は、InfoPrint Managerキューと実宛先だけに設定できるもので、使用できるデリバリーメソッドは、e-mail、message、exit、wirelessだけです。また、以下のイベントのいずれかが発生した場合にだけ、メッセージを送信します。
- ジョブがキューに追加されたとき
- 実宛先がジョブの処理を開始したとき
- 実宛先がジョブの処理を終了したとき
notify-operator属性の構文は、次のとおりです。
delivery-method:delivery-addressEメール、メッセージデリバリーメソッド、対応するデリバリーアドレスについては、InfoPrint通知デリバリーメソッドの特性を参照してください。実宛先またはキューを作成する場合は、デフォルトでは、notify-operator属性はmessage:your user ID@your nodeに設定されます。実宛先の値を変更するには、プロパティーノートブックの通知タブを使用できます。キューの値を変更するには、
pdset
コマンドを使用します。
notify-operator属性が送信するメッセージは、完全通知プロファイルを使用するときに受け取るエラーメッセージのような標準エラーメッセージではありません。代わりに、ジョブを実行依頼するときにジョブの属性として送信し、指定するメッセージを作成します。
- job-message-to-operator
InfoPrint Managerがジョブをキューに追加するときに送信するメッセージです。
- job-start-message
ジョブが処理を開始したときにInfoPrint Managerが送信するメッセージです。
- job-end-message
ジョブが処理を終了したときにInfoPrint Managerが送信するメッセージです。
ジョブまたはデフォルトジョブのプロパティーノートブックのジョブ通知タブにある該当フィールドに、上記3つのメッセージのテキストを入力できます。
また、job-start-wait属性とともに、job-start-message属性を使用できます。ジョブ(またはデフォルトジョブ)のjob-start-wait属性をtrueに設定した場合は、実宛先は、ジョブを受け取り、ジョブ開始メッセージを送信します。次に、オペレーターが介入するまで実宛先を一時停止します(現在印刷中のジョブを含む)。この機能は、各種ジョブをさまざまなタイプの用紙に印刷しなければならない場合に役立ちます。オペレーターは、実宛先を一時停止するジョブ間の用紙交換は不要です。
InfoPrint Managerが自動的に行います。プリンターが作動可能になったら、オペレーターは、実宛先とジョブ印刷を再開する必要があります。この機能は、プリンターに印刷中のジョブがないことを確認した後に、一連のジョブの先頭に設定してください。InfoPrint
Managerでjob-start-wait=true
を指定する各ジョブのプリンターが強制的に一時停止されるため、デフォルトジョブでこの値は指定しないでください。
job-start-wait属性を使用するには、ジョブまたはデフォルトジョブにyesを設定してください。この属性は、印刷ジョブを実行依頼するときにコマンドに指定するか、デフォルトジョブのプロパティーノートブックのジョブ通知タブで設定できます。