変換オプションの階層

InfoPrintは、PCL、PostScript、またはPDF変換プログラムが実行したときに、フラグと構成ファイル情報を使用する階層を割り当てます。ここでは、InfoPrintがフラグと構成ファイル情報を使用する順序を説明します。

  1. -Cフラグで指定する構成ファイルの値を含む、コマンド行で指定するすべての値です。

    InfoPrintコマンドはフラグを左から右に処理します。同じフラグを複数回入力した場合は、InfoPrintは最後に入力されたフラグを使用し、使用する値を判断します。たとえば、次のようにコマンドを指定する場合

    ps2afp -Cconfig.file -r240 -r300 myfile.ps
    ps2afp コマンドは、解像度300ピクセルを使用してファイルを変換します。InfoPrintは、構成ファイル config.file に指定されている解像度の値と1番目の -r240 フラグと値を無視します。

  2. 現行ディレクトリーの pcl2afp.cfg または ps2afp.cfg 構成ファイルに指定されている値(このファイルがある場合は、ユーザーが変換コマンドを直接入力する場合)。 印刷するジョブを実行依頼することで間接的に変換コマンドを呼び出す場合は、InfoPrintは現行ディレクトリーの値を無視します。
  3. ホームディレクトリー中のpcl2afp.cfgまたはps2afp.cfg構成ファイルに指定した値(このファイルがある場合)。
  4. デフォルトのPCL、Postscript、PDF変換構成ファイル」に示されたデフォルトの変換コマンド構成ファイルに指定した値。
  5. 変換デーモンが始動したとき、にappedpcl2afpd、またはps2afpdコマンドの-Cフラグで特定されたカスタム構成ファイルに指定された値。
  6. デフォルトのPCL、Postscript、PDF変換構成ファイルに示されたデフォルトの変換デーモン構成ファイルに指定した値。
  7. InfoPrintに組み込まれたデフォルト値。この値は、デフォルトのPostScriptまたはPDF出力タイプがIM1非圧縮イメージであることを除き、変換デフォルトと同じです。