ジョブ設定ダイアログを使用する
[一般属性]ページ
このページは、ジョブ名を選択したり、ジョブ所有者の名前やアドレスを表示したりする場合に使用します。次の値を設定できます。- ジョブ名
- 実行依頼するジョブの名前を示します。デフォルトでは、ジョブの実行依頼に使用されるアプリケーションがジョブ名を指定します。ジョブに別の名前を指定するには、新しい名前をフィールドに入力します。Selectの構成によっては、この名前がジョブのスタートシートに印刷される場合があります。
- 所有者
- ジョブ送信者のユーザー名とアドレスを示します。このフィールドは変更できません。
機密ジョブを実行依頼するには、機密ジョブにチェックを付けます。機密ジョブにチェックを付けた場合は、ジョブビューアーで文書を表示できません。
このページでこのダイアログを再び表示しないにチェックをつけてこのダイアログを使用不可にできます。これにチェックを付けると、このダイアログは印刷ジョブを送信するときに表示されません。ジョブ設定ダイアログは、デフォルトでは使用不可になっています。このダイアログを使用可能にする場合は、InfoPrint Selectメニューでジョブ設定をアクティブにするダイアログを選択します。
スケジューリング属性
このページは、印刷ジョブの印刷日時を制御する場合に使用できます。次の値を設定できます。- この後に印刷
- プリンターに実行依頼されたジョブがスケジュールされ始める日付、時刻、または時刻の一部を設定します。希望の日時を入力するには、以下を実行します。
- この後に印刷にチェックを付けます。
- 変更する単位(年、月、日、時間、分)を右にある変更ドロップダウンメニューで選択します。
- +ボタンと-ボタンを使用し、この後に印刷を希望の時刻に調整します。
- 廃棄日時
- プリンターに実行依頼されたジョブが、印刷済みかどうかに関係なく、削除される日付、時刻、または時刻の一部を設定します。希望の日時を入力するには、以下を実行します。
- 廃棄日時にチェックを付けます。
- 変更する単位(年、月、日、時間、分)を右にある変更ドロップダウンメニューで選択します。
- +ボタンと-ボタンを使用し、廃棄日時を希望の時刻に調整します。
- 保持期間
- ジョブが削除されるまでにサーバーに保持される期間を設定します。希望の日時を入力するには、以下を実行します。
- 変更する単位(時間、10分、分)を右にある変更ドロップダウンメニューで選択します。
- +ボタンと-ボタンを使用し、希望の保持期間を調整します。
- 優先順位
- 希望の優先順位の値をフィールドに入力します。ジョブのスケジューリング優先順位を表す数字が優先順位フィールドに表示されます。印刷ジョブには1~100の優先順位(100が最高の優先順位)を設定できます。一般ユーザーが設定できる優先順位は50までで、管理者は優先順位を100まで設定できます。
- 保留
- 保留チェックボックスにチェックマークを付けると、印刷ジョブはサーバーで保留され、job-hold属性がTrueまたはYesに設定されます。
メッセージページ
このページは、印刷オペレーター用のジョブコメントまたはメッセージを作成する場合に使用できます。次の値を設定できます。- ジョブコメント
- このフィールドは、印刷ジョブに関するコメントを記録する場合に使用します。
- オペレーターへのメッセージ
- このフィールドは、Selectによってジョブがキューに追加されるときにオペレーターに送信されるメッセージを組み込む場合に使用します。ジョブに必要な特殊処理について説明する情報を組み込むことをお勧めします。
[その他の属性]ページ
このページでは、印刷ジョブの追加ジョブおよび文書属性を選択します。属性は、拡張印刷と実動印刷に使用され、プリンターに実行依頼されたジョブの印刷方法と印刷時間を指定します。- 属性ファイル
- 追加ジョブを含むファイルの名前を入力し、印刷ジョブの属性を指定します。[参照...]をクリックすると[開く]ダイアログが表示され、属性ファイルを検索できます。独自にカスタマイズした属性セットを作成するときのガイドとして、いずれかのサンプル属性ファイルを使用できます。
- 属性
- このフィールドには、形式attribute = value(例job-priority = 25)で追加属性とその値を入力できます。
- プリンターオプション
- このフィールドを使用し、直接フラグとオプションをプリンターに渡します。Selectは、与えられた情報をプリンターのprinter-command属性に追加します。プリンターがBSD装置サポートシステムで制御されている場合は、Selectは、与えられた情報をプリンターのprinter-command属性に追加します。
- チェックボックス
- ジョブ実行依頼エラーメッセージを表示しない:不在操作ができるようにジョブ実行依頼エラーメッセージを非表示にするには、これにチェックを付けます。
実行依頼に失敗したときにジョブを再スプール:失敗したジョブ実行依頼を自動的に再スプールするには、これにチェックを付けます。再スプールされたジョブは、保留状態で印刷キューに入れられます。
printer-models-requested = InfoPrint4000 printer-locations-requested = 'Building 025' job-priority = 25 job-retention-period = 01:30
- 注意:
- 特定の情報と構文規則については、InfoPrint属性を指定する前にRICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。
- InfoPrint Manager Select for Linuxクライアントのその他タブには、構文検査機能がありません。 属性ファイルに指定された属性、または個別の属性として指定された属性の形式が正しいことを確認します。構文エラーがあった場合は、コマンド行から発信するコマンドの構文エラーに対して表示されるメッセージと同じものを受け取ります。
- 別の場所から別の値を指定して同じInfoPrint属性を指定した場合は、InfoPrint Managerはジョブで送信する値を以下の優先順位で判断します。
- その他タブの属性フィールドに指定された値
- その他タブの属性ファイルフィールドに指定された値
- 一般、スケジューリング、またはメッセージタブのいずれかに指定された値