一般的な入出力フィールド

ユーザー出口プログラムでは、以下のフィールドを見つけることができます。ユーザー出口に従った入出力フィールドの詳細リストについては、/usr/lpp/psf/exits/ainuexit.hファイルを参照してください。この情報は次のものから指定できます。

  • 移行されたジョブ
  • z/OSジョブのダウンロード
  • InfoPrint Manager アドミニストレーションインターフェースのジョブおよび文書デフォルトノートブックで設定されるフィールド
  • InfoPrint SMIT 管理者インターフェース[Submit an InfoPrint Job]パネル内のフィールド
UserID
ジョブ実行依頼者のユーザーIDを識別します。ログインした後にrootに切り替えた場合は、ユーザーIDはrootです。
NodeID
システム(ホスト)の名前を識別します。NodeIDはバックエンドプログラムで設定されます。
Jobname
ジョブの名前を識別します。これはジョブのファイル名と同じです。

ジョブ実行依頼者はジョブを実行依頼するときに、InfoPrint Managerジョブ属性job-name=nameを使用してジョブ名を指定できます。

OTF、PCL、PostScript、ditroff、行データ、不定様式ASCII、2バイト文字セット(DBCS)、ASCII、EUC、PDF、JPEG、GIF、またはTIFFファイルとして定義されているファイルについて、ジョブの実行依頼時にジョブ名を指定しない場合は、変換出力用の一時ファイルがInfoPrint Managerで作成されます。 InfoPrint Managerは一時ファイル名をジョブ名として使用します。

SpoolID
PSFジョブIDを識別します。 これは整数です。 SpoolIDはInfoPrint Managerによって設定されます。
PrinterName
InfoPrint Manager宛先名の最初の64文字を識別します。
hab
この関数は使用されていません。
Date
印刷される日付を識別します。
Time
印刷される時刻を識別します。
Distribution
ジョブ実行依頼時に提供される配布情報を識別します。
PagePointer
以下のいずれかの出口で生成されるデータを含むバッファーを指します。
  • ヘッダーページ
  • トレーラーページ
  • セパレーターページ
  • アカウンティング
  • 監査
PageSize
以下の出口によって戻されるデータのサイズを示します。
  • ヘッダーページ
  • トレーラーページ
  • セパレーターページ
  • アカウンティング
  • 監査
このフィールドは、出口が呼び出される前は0に設定されています。出口でデータが生成されない場合は、このフィールドは0のままです。
PageType
出口で生成されるヘッダーページデータまたはトレーラーページデータがある場合に、そのタイプを示します。このフィールドは、出口が呼び出される前は0(AFPデータストリーム)に設定されています。有効な値は次のとおりです。
0
AFPデータストリーム
1
ASCIIデータ
Job Completion
出口から戻される状況を示します。このフィールドは、出口が呼び出される前は0に設定されています。有効な戻りコードは次のとおりです。
0
正常完了、全処理終了、結果ページを受け取ります。
-1
異常終了、非致命的エラー。 ページは生成されませんでした。
-5
異常終了、致命的エラー。実宛先をシャットダウンするまで、出口は使用不可になります。
-8
異常終了、現行ジョブを終了。
-12
異常終了。 ジョブを終了し、保留中の状態にします。また、InfoPrintは実宛先を使用不可にします。
Name
ジョブの実行依頼時に提供される名前情報を識別します。

Nameフィールドの値は、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Userid
ジョブの実行依頼時に提供されるユーザーID情報を識別します。

Userid フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、10文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Nodeid
ジョブの実行依頼時に提供されるノードID情報を識別します。

Nodeid フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、10文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Address1
ジョブの実行依頼時に提供されるアドレス情報の1行目を識別します。

Address1 フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、57文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Address2
ジョブの実行依頼時に提供されるアドレス情報の2行目を識別します。

Address2フィールドの値は、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。この値は、57文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Address3
ジョブの実行依頼時に提供されるアドレス情報の3行目を識別します。

Address3フィールドの値は、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。この値は、57文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Address4
ジョブの実行依頼時に提供されるアドレス情報の4行目を識別します。

Address4フィールドの値は、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。この値は、57文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Account
ジョブの実行依頼時に提供されるアカウント情報を識別します。

Account フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、20文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Building
ジョブの実行依頼時に提供されるビルディング情報を識別します。

Building フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Department
ジョブの実行依頼時に提供される部門情報を識別します。

Department フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Programmer
ジョブの実行依頼時に提供されるプログラマー情報を識別します。

Programmer フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Room
ジョブの実行依頼時に提供される部屋情報を識別します。

Room フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Title
ジョブの実行依頼時に提供されるタイトル情報を識別します。

Title フィールドの値は、ヌル (X'00') で終了する任意の文字ストリングです。この値は、24文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

Passthru
ジョブの実行依頼時に提供され、ユーザー出口をパススルーしてバックエンドプログラムに渡すその他の情報を識別します。

次のPassthruフラグに対応しています。

class
1文字のクラス属性を識別します。
destination
1~64文字の宛先属性を識別します。
forms
1~64文字の書式属性を識別します。
segmentid
1~10文字のセグメント化IDを識別します。
ServerJobID
ジョブIDを識別します。

Passthruフィールドの値は、1,024文字以内で、ヌル(X'00')で終了する任意の文字列です。

LongPrinterName
InfoPrint宛先のフルネームです。
注意: InfoPrint Managerでは、64文字の名前だけ許可されるため、PrinterNameとLongPrinterNameは同じになります。