BSD DSSを使用してauxiliary-sheet-selectionジョブ属性を許可する
BSD実宛先は、auxiliary-sheet-selection属性に対応していません。多くの印刷コマンドオプションはauxiliary-sheet-selection属性を生成します。BSD実宛先はジョブをリジェクトします。Linuxクライアント例を一部以下に示します。
コマンド | アクション |
---|---|
lpr -Pbsdld file |
ジョブにauxiliary-sheet-selection=startを設定します。 |
lpr -Pbsdld -h file |
ジョブにauxiliary-sheet-selection=noneを設定します。 |
次の手順を使用すると、auxiliary-sheet-selection属性を持つジョブをBSD DSS実宛先を受け取ることができます。この手順を使用すると、auxiliary-sheet-selectionが指定されたジョブをBSD DSS宛先が受け取ることができますが、BSD DSSでは補助シートが処理または印刷されません。
- pddisableコマンドを使用してBSD実宛先を使用不可にします。
- 次のpdsetコマンドを発行します。
pdset -cp -x "auxiliary-sheet-selections-supported=none job-attribute-supported+=auxiliary-sheet-selection" bsdad
bsdad
は、使用中のBSD実宛先です。 - 宛先に関連付けられているキューを判別し、次のpdsetコマンドを発行して実宛先をキューから登録抹消します。
psdet -cp -x "associated-queue==" bsdad
- 次のpdsetコマンドを発行し、実宛先をキューに再登録します。
psdet -cp -x "associated-queue=bsdq" bsdad
bsdqは、前の手順で識別されたキューです。このコマンドは、ジョブを正しくスケジュールできるように、新規の実宛先属性設定についてキューに情報を伝えます。 - pdenableコマンドを使用してBSD実宛先を使用可能にします。
注意: BSD DSSは値も無視するため、この手順を変更してauxiliary-sheet-selectionに他の値を指定できます。