ジョブを再開する

以下のいずれかの作業を実行するには、下記の手順に従います。
  • 以前に印刷していたプリンターでジョブ全体が印刷されます。
  • 別のプリンターでジョブ全体が印刷されます。
  • ジョブの一部 (たとえば、1 ページから 50 ページまで、または 12 ページから終わりまで) を印刷する。
      重要:
    • ジョブ→保留を使用したときは、ジョブ情報がリセットされ、ジョブの開始位置になります。チェックポイント情報は保管されません。
    • ジョブの途中で印刷を開始できるのは、ジョブが印刷前に AFP に変換される場合だけです。ASCII、KGL、またはメタコードの一部は印刷できません。
    • ジョブの途中で印刷を開始できるのは、ジョブに印刷可能文書が 1 つだけ入っている場合だけです。複数の印刷可能文書がある場合、ジョブ全体を印刷するか、または前送りおよび後送りを使用してジョブのセクションをスキップする必要があります。前送り/後送りの説明については、印刷中のジョブで前後に移動するを参照してください。

      ホストシステムからDPFを使用してこのジョブを実行依頼した場合は、ジョブの任意のページから印刷を開始できますが、InfoPrint Managerは、終了ページに指定された値を無視します。必ず、ジョブの終わりまで印刷することになります。

      注意: 前送り/後送りは、ジョブをPSF DSSプリンターに送信する場合だけ機能します。

印刷ジョブを再開するには、以下のようにします。

  1. 前回使用していたプリンターでジョブ全体を印刷するには、ジョブウィンドウでジョブを選択し、ジョブ→リリースをクリックします。ジョブは最初のページから印刷を開始します。
  2. 別のプリンターでジョブ全体を印刷するには、以下の手順8と手順9間にある作業を続ける前にに移動します。
  3. ジョブの一部だけを印刷する場合は、印刷を開始したいページを確かめます。
    重要: ジョブの最初のページから印刷を開始しない場合、開始するページを慎重に選んでください。用紙の表面先頭ページから印刷が開始されるため、両面印刷ジョブやNアップジョブが混合することがあります。正しい開始ページを選択しないと、ジョブは印刷されますが、間違った順序になります。

    たとえば、2アップ両面印刷ジョブを印刷する場合は、実際には、以下のように各用紙に4ページずつ印刷されます。

    2アップ両面印刷ジョブ:表面および裏面

      用紙の表面 用紙の裏面
    シート1
    シート2
    最後のシート

    このジョブは、表面に最初のページを配置して印刷を開始する必要があるため、1 ページまたは 5 ページ (またはその位置に来る他の任意のページ) を選べます。別のページを選択した場合は、ページ順序が間違い、ジョブは正しく印刷されません。

  4. 印刷を停止するページを確認します(ジョブの最後まで印刷しない場合)。

    印刷する最終ページの正確な配置は不要です。 最終ページは任意の場所に配置できます。

  5. 印刷するジョブを選択します。
  6. ジョブが選択された状態で、[ジョブ]→[処理するページ範囲の変更]をクリックします。

    [処理するページ範囲の変更]項目が[ジョブ]メニューに表示されない場合、[メニュー項目の追加/除去]を使用して、その項目を追加します。

  7. [処理するページ範囲の変更]ダイアログで[ページの範囲]を選択して、決定した開始ページと終了ページを入力します。
    注意: 分散印刷機能(DPF)を使用してこのジョブを実行依頼した場合は、InfoPrint Managerは、指定した終了ページを無視します。DPF ジョブは、必ず、指定された開始ページからジョブの終わりまで印刷します。
  8. [OK]をクリックします。

    作業を続ける前に

    ジョブの移動先は、ジョブが始めに実行依頼された先と同じ宛先サポートシステム(DSS)を使用するInfoPrintプリンターにします。別の DSS を使用するプリンターにジョブを移動し、その新しいプリンターでサポートされないジョブの属性があった場合、ジョブは印刷できません。InfoPrintプリンターが使用するDSSを確認するには、以下の操作を行います。

    1. InfoPrint Manager GUIのメインウィンドウのツリー表示で目的のプリンターを選択します。
    2. 詳細表示にタイプ列が表示されるかどうか確かめます。タイプ列に、InfoPrintプリンターが使用するDSSが表示されます。
    3. [タイプ]列が表示されない場合、[メニュー項目の追加/除去]を使用して、その項目を追加します。
    手順9に進みます。

  9. もう一度、目的のジョブを選択して、[ジョブ]→[ジョブの移動]をクリックします。
  10. [ジョブの移動]ダイアログでジョブの印刷先のプリンターを選択します。ジョブが以前に印刷されていた同じプリンターを選ぶことも、別のプリンターを選ぶこともできます。

    以下の手順12でジョブをリリースするときに、ジョブを受け取る場合は、キューに戻り、印刷を待機します。キュー内でそのジョブより前にあるジョブの数により、ジョブが印刷されるまで時間がかかることがあります。ジョブを即時に印刷するには、目的のジョブをキューの先頭に移動する (次に印刷されます) か、または目的のジョブの優先順位を変更します (目的のジョブは優先順位の変更前よりは早く印刷されますが、必ずしも次に印刷されるとは限りません)。

  11. ジョブをキューの先頭に移動するには、InfoPrint Manager GUIで目的のジョブを選択し、最優先ジョブにするタスクを使用します。ジョブの優先順位を変更するには、[優先順位の変更]タスクを使用します。
  12. [ジョブ]ウインドウでジョブを選択して、[ジョブ]→[リリース]をクリックします。
    注意: 使用したいタスクがメニューに表示されない場合、[メニュー項目の追加/除去]を使用して、その項目を追加します。