Linuxコマンド行からジョブを実行依頼する

論理宛先が定義されていれば、コマンド行から次のように指定することで、InfoPrint Managerプリンターにジョブを実行依頼できます。
コマンド値 意味
pdpr -d prt1 論理宛先名を持つ印刷コマンド。
-t <jobname> ジョブに割り当てる名前を指定します(オプション)。
-x resource-context=/usr/lpp/psf/config AFPファイル(この場合はpie1)があるInfoPrint Linuxサーバー上の明示的パス名。
-x color-mapping-table=pie1.set このファイルの印刷用にカラーマッピングテーブルを作成するで作成したカラーマッピングテーブル。
<path and file to print> 印刷するAFPファイルの明示的パス。
注意: /usr/lpp/psf/configは、自動的に作成されるディレクトリーです。

例:

pdpr –d ld1 –x resource-context=/usr/lpp/psf/config –x 
   color-mapping-table=pie1.set /home/user1/test.afp

このコマンドは、論理宛先ld1への/usr/lpp/psf/configにあるカラーマッピングテーブルpie1.setを使用して/home/user1/にある入力ファイルtest.afpが印刷されます。

-x属性

-x属性を使用してジョブを実行依頼すると、実宛先構成設定が指定変更されます。デフォルトでは、ジョブを実行依頼するときにInfoPrint Managerにパラメーターが渡されない場合だけ、実宛先設定が有効になります。優先順位は次のようになっています。

  1. ジョブ実行依頼時の-x属性
  2. ジョブおよび文書デフォルト(color-mapping-table属性)
  3. 実宛先のcolor-mapping-table属性