自動的にメディアマッチングするようにプリンターを構成する

プリンターがメディアの情報を検出し、SNMP または JMF で送信できる場合は、ジョブから要求されたメディアを、プリンターの給紙トレイの使用可能メディアと自動的にマッチングするように、RICOH ProcessDirector を構成できます。
自動的なメディアマッチングは、直接印刷キューを持つプリンターコントローラーにのみ役立ちます。コントローラーが後で印刷するためにジョブをキューに入れる場合、ジョブが印刷キューに送られてから印刷されるまでの間にプリンターの給紙トレイに入っているメディアが変更されることがあるためです。

この手順は、PCLOut プリンターには適用されません。PCLOut プリンターには、AFP サポート機能が付属します。

自動的にメディアマッチングするようにプリンターを構成するには、次の手順に従います。
  1. 必要なメディアオブジェクトをすべて自動的に定義します。
    ご使用のプリンターが、メディアオブジェクトを作成するために必要なすべての情報を RICOH ProcessDirector に送信できない場合は、自動的にメディアマッチングするようにプリンターを構成できません。
  2. 自動的なメディアマッチングをオンにします。
    1. [プリンター]ポートレットで、プリンターを選択します。アクション プロパティーをクリックします。
    2. 左側にあるすべてのタブを表示をクリックして、ノートブックを開きます。
    3. プリンターが SNMP を使用してメディア情報を検出する場合、SNMPタブで SNMP の使用プロパティーおよび プリンターからトレイ情報を取得はいに設定されていることを確認します。
      JMFを使用したメディア情報の検出に対応しているRicoh PDFプリンターを構成している場合は、このステップをスキップします。RICOH ProcessDirectorは、そのようなプリンターでJMFを使用します。
    4. スケジューリング領域で、 サポートされるメディアプロパティーに 作動可能なメディアオブジェクトを設定します。
      この設定は、プリンターがサポートするメディアを、プリンターにロードされているメディアに制限します。
    5. [プリンター]ポートレットで、プリンターを選択します。アクション トレイの表示をクリックします。
RICOH ProcessDirector がジョブをプリンターに送信すると、プリンターはジョブに指定されているメディアプロパティーを確認します。給紙トレイのメディアがそのプロパティーと一致する場合、プリンターはそのジョブを印刷します。