製品の概説

RICOH ProcessDirector は、印刷処理のすべての局面の管理を可能にする、印刷システム体系です。1 つのプリンターを使用する小規模な印刷環境であっても、または複数のプリンターを使用する大規模な環境であっても、RICOH ProcessDirector はビジネスの要件に合わせて拡張できます。

RICOH ProcessDirector のモジュラー設計によって柔軟性が実現されます。また、包括的なユーザーインターフェースにより、印刷環境のすべての局面において、管理の一貫性が提供されます。

  • RICOH ProcessDirector のオープンフレームワークを使用すれば、既存のソフトウェア投資を最大限に活用できます。サードパーティーのプログラムを使用するか、独自のコマンド行プログラムを作成し、それらを RICOH ProcessDirector の処理タスクに組み込むことができます。
  • RICOH ProcessDirector はデータのソースに対してシームレスな接続を提供します。ファイルをホットフォルダーにコピーまたは移動したら、ディレクトリーが継続的にモニターされ、ジョブの作成と処理が自動的に実行されるように、RICOH ProcessDirector を構成できます。LPD プロトコルを使用して、ネットワーク内の任意の場所からジョブを実行依頼し、これらのジョブを RICOH ProcessDirector で自動的に処理できます。AFPサポート機能がインストールされている場合は、Download for z/OSまたはAFP Download Plusを使用して、z/OSホストからジョブを送信できます。
  • RICOH ProcessDirectorは、多様なデータストリームでジョブを受信し、異なるベンダーのさまざまなプリンターに送信できます。
  • 広範囲に及ぶRICOH ProcessDirectorデータベースには、印刷ワークロードおよびタスクに関する詳細な監査情報が入っているため、ビジネスを効率的に管理できます。RICOH ProcessDirectorは、データベース管理にIBM DB2テクノロジーを使用します。統合されたバージョンのDB2を使用することも、ユーザー固有のバージョンのDB2を1次コンピューターまたは別のコンピューターで使用することもできます。

RICOH ProcessDirectorは、Webアプリケーションとして実行されるので、ネットワーク上の任意のMicrosoft WindowsコンピューターまたはLinuxコンピューターで実行するブラウザーからアクセスできます。RICOH ProcessDirector は、これらのコンピューターにインストールする必要はなく、1 次コンピューターのみにインストールします。