ワークフローを変更してSlingshotに注文情報を送信する

Avanti Slingshotに注文情報を送信する場合は、Avantiサポート担当者にお問い合わせください。RICOH ProcessDirectorから注文情報を受信するSlingshot Webサービスを呼び出すために必要な値を確認します。次に、 CreateOrderInSlingshotステップテンプレートに基づくステップをワークフローに追加します。
Avantiサポート担当者に問い合わせて、RICOH ProcessDirectorから受信したジョブの注文を作成するようにSlingshotを構成します。
ワークフローを変更してSlingshotに注文情報を送信するには、次の手順に従います。
  1. 認証にSlingshotを使用して注文情報を受信するREST Webサービスを呼び出すために必要な値を確認します。
  2. RICOH ProcessDirectorがSlingshotに送信する注文情報が含まれたXMLファイルを取得します。

    Avantiのサポート担当者に問い合わせてファイルを取得し、RICOH ProcessDirectorのサポート担当者に問い合わせてXMLとRICOH ProcessDirectorが連携することを確認します。

  3. RICOH ProcessDirectorでSlingshotとの通信を準備するには、次のタスクを実行してください。

    • Slingshotにセキュリティー証明書が必要な場合は、RICOH ProcessDirectorの1次コンピューターに証明書をインストールします。

    • 環境内でプロキシサーバーがWebサービスと通信する必要がある場合は、プロキシを使用するようにシステムをセットアップします。

    詳しくは、関連タスクを参照してください。

  4. ワークフロータブをクリックします。
  5. 変更するワークフローの名前をクリックします。
  6. オプション: ワークフロー名の左にあるスイッチをクリックして、ワークフローを使用不可にします。
    編集中にワークフローを無効にしないと、このワークフローを使用するジョブは引き続きステップ内を進みます。保存するときに、ワークフローが一時的に無効になり、その後再度有効になります。ワークフローで処理されているジョブでエラーが発生する可能性があります。
  7. CreateOrderInSlingshotステップテンプレートに基づくステップを、ワークフローの適切な場所に追加します。
      注意:
    • このステップはジョブで1回だけ実行します。

    • このステップは、1つのワークフローに複数回設定できます。同じジョブで複数のステップが実行されないように、それぞれのステップが別の分岐に含まれていることを確認します。

    • Slingshotがその注文を作成した後でジョブを再開するときは、CreateJobInSlingshotステップがそのジョブを処理しないことを確認します。

    • Slingshotが同じジョブ番号を複数回受信すると、ステータスコード500のエラーを戻します。

    • このステップは、親ジョブまたは子ジョブで実行できます。親ジョブまたは子ジョブのSlingshotで作成された注文では、親子の関係は保持されません。

  8. ジョブプロパティーに値を設定します。
    1. 要求URLプロパティーに、RICOH ProcessDirectorから受信したそれぞれのジョブに対する注文を作成するSlingshot WebサービスのURLを設定します。

      URLについては、Avantiのサポート担当者に問い合わせてください。

    2. 要求ペイロードプロパティーに、RICOH ProcessDirectorがSlingshotに送信したXML注文情報が含まれるディレクトリーへの完全パスとファイルの名前を設定します。
    3. 要求パラメータープロパティーの値を設定します。

      Avantiの担当者に問い合わせて、SenderIDUsernamePasswordの各パラメーターに値を入力します。 RequestTypeパラメーターの値は、変更しません。

    4. 環境内でプロキシサーバーがWebサービスと通信する必要がある場合は、プロキシを使用プロパティーに正しいプロキシサーバーを設定します。
    5. Avantiのサポート担当者からPasswordプロパティーのパスワードを提供された場合は、それを入力します。
  9. 各プロパティー値の入力を完了したら、OKをクリックします。
  10. ワークフローを保存し、使用可能にします。

RICOH ProcessDirectorワークフローをセットアップしてSlingshotを構成したら、Slingshotでの注文作成をテストします。注文情報が含まれるファイルのXMLが正しい場合は、RICOH ProcessDirectorジョブIDがSlingshot注文IDと一致します。

まだジョブの処理情報をSlingshotに送信するようにRICOH ProcessDirectorを構成していない場合は、次の操作を実行します。

  • Avanti Slingshot Connectコストセンターを定義します。
  • ワークフローを変更します。ジョブがさまざまなステップのために消費した時間をコストセンターにレポートするには、ステップのSlingshotコストセンタープロパティーと Slingshotマイルストーン状況プロパティーに値を設定します。
コストセンターの定義とワークフローの変更については、インフォメーションセンターを参照してください。