定位置ジョブプロパティー
例えば、RunExternalProgramステップテンプレートに基づく2つの異なるステップは、2つの異なる外部プログラムを実行することでジョブを処理できます。 外部コマンドジョブプロパティーは、各ステップがジョブを処理するために実行するプログラムを指定します。
その他のステップテンプレートは、同じワークフロー内のステップの各ジョブプロパティーで同じ値を共有します。ステップテンプレートに基づくステップでジョブプロパティー値を変更すると、他のステップのプロパティー値も変更されます。
たとえば、ワークフローに2つの分岐があり、各分岐には異なるRetainCompletedJobsステップがあるとします。 要求されたプリンタージョブプロパティーは、ジョブのために要求されたプリンターを指定します。ステップの 要求されたプリンタープロパティー値を PrinterBldg1から PrinterBldg2に変更すると、他のステップのプロパティー値も PrinterBldg2に変更されます。
ワークフローの2つの分岐によって、異なるプリンターでジョブを印刷するようにする場合、それぞれのPrintJobsステップの前に AssignJobValuesステップテンプレートに基づくステップを配置する必要があります。それぞれの AssignJobValuesステップで、ワークフローのそれぞれの分岐に必要な値を設定します。それぞれの AssignJobValues ステップでの 要求されたプリンタープロパティーの値は、2 つの PrintJobs ステップでの 要求されたプリンター プロパティー値を指定変更します。
ユーザーインターフェースのメインページで、ジョブテーブルにあるジョブの定位置プロパティーを表示するには、ジョブを右クリックして プロパティーを選択します。
ジョブプロパティーノートブックの各タブでは、フェーズ、ワークフロー、およびステップの名前を示す見出しの下に、定位置ジョブプロパティーが表示されます。
例えば、PDFワークフロー内のジョブに、準備フェーズの RunExternalProgramステップがある場合、 Prepare - PDF - RunExternalProgramの見出しの下に 外部コマンドプロパティーが表示されます。
- 注意:
- ワークフローエディターでジョブデフォルトの管理アクションを使用して、位置プロパティーの値を設定することはできません。