JVM メモリープール割り当てを定義する

実動ファイルのサイズによっては、メモリーへの負荷が大きい複数の処理が、ワークフローの処理に含まれることがあります。RICOH ProcessDirector でこれらのプロセスに十分なメモリーを割り当てないと、処理エラーや処理速度の低下が発生する可能性があります。
/aiw/aiw1/config/jvmsettings.cfg (UNIX ベースのオペレーティングシステム) または C:\aiw\aiw1\config\jvmsettings.cfg (Windows) ファイルを編集することで、Java 仮想マシンのメモリープール割り当てを構成できます。この構成ファイルで設定を変更した場合は、stopaiw および startaiw コマンドを使用してシステムをリセットして、変更を反映する必要があります。

1 次設定は、JVM プロセスに割り当てるメモリーの最大サイズを定義します。メモリー使用量の必要性に応じて、この設定を変更できます。デフォルトは 2 GB ですが、最低 6 GB を割り当てることをお勧めします。jvmsettings.cfg ファイルを開きます。

primary=-Xmx2048m

この行を次のように変更します。

primary=-Xmx6144m
    注意:
  • Adobe Acrobat のメニューバーからRicoh 環境設定をクリックして、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat JVM メモリー割り当てを変更します。