複数の AFP ファイルが含まれるジョブが印刷されない
アプリケーションは AFP アーキテクチャーによって単一のファイルに複数の文書を入れることができます。文書境界は Begin Document (BDT) および
End Document (EDT) 構造化フィールドのマークが付いています。アプリケーションは、ステープル、製本などの フィニッシング操作が各文書で個別に機能するよう指示するためにこの機能を使用する可能性があります。ただし、RICOH ProcessDirector 付属のワークフローの多くに用意されているステップの一部は、複数の文書が含まれるファイルを処理できません。
EnableRepositioning ステップおよび CreatePageRanges ステップは、「ジャンプ」機能および「再印刷」機能がジョブ内で正しいページを特定できるように、ページをシートにマップします。また、CreateInserterReprints ステップは挿入時に損傷した文書を再印刷できます。これらのステップのいずれかで複数の文書を含むジョブを処理すると、エラーが発生してジョブを印刷できません。
これらのステップをジョブを処理するために使用されているワークフローから削除するとジョブを印刷できますが、「ジャンプ」機能および「再印刷」機能を使用しているときに、シート番号または索引付けのタグを使用してビューアーでページを選択できません。ワークフローに CreateInserterReprints ステップが含まれている場合、EnableRepositioning ステップおよび CreatePageRanges ステップは挿入時に損傷した文書を再印刷するために必要なので、削除しないでください。