現在のバージョンにアップグレードする

RICOH ProcessDirectorがインストールされている場合、既存のソフトウェアをアンインストールせずに現在のバージョンにアップグレードするか、新しいシステムにインストールして、そこにオブジェクトを移行することでアップグレードできます。

本リリースに含まれている新機能と更新については、このリリースの新機能を参照してください。

すべてのアップグレードには、PDF Document Support 機能のライセンスが含まれています。現在のバージョンのRICOH ProcessDirectorにPDF文書処理機能が搭載されている場合は、アップグレード時にPDF Document Support機能がインストールされます。

RICOH ProcessDirector をアップグレードしていて、別のコンピューターを使用している場合は、そのコンピューターにインストールすることをお勧めします。別のコンピューターにインストールすることで、このプロセス中に発生する問題のリスクを低減し、ダウンタイムを最小限に抑えます。インストールが完了すると、オブジェクトを RICOH ProcessDirector から移行できます。古いコンピューターが実行している間に、新しいインストールを確認できます。

RICOH ProcessDirectorの3.5または3.5.1では、更新されたユーザーインターフェースのジョブテーブル機能が制限されていました。テーブルが自動的に更新されるのは含まれているジョブの数が500より少ないときのみという制限もその1つです。バージョン3.6では、その上限が1500に増えています。しかし、バージョンのアップグレードプロセスでは、その値は更新されません。 手動で更新する必要があります。その値を1500に更新するには、システムユーザー(aiw1)としてログインします。/aiw/aiw1/config/product.cfg を見つけて編集し、recordsPerPageの入力の値を500から1500に変更します。