概要
RICOH ProcessDirectorは、包括的なWebブラウザベースのユーザーインターフェースから印刷プロセスのあらゆる側面を管理できます。RICOH ProcessDirectorは、ファイルコピー方式による他のシステムからのジョブ実行依頼に対応しています。ジョブを指定のディレクトリー (ホットフォルダー) にコピーまたは移動し、そのディレクトリーが継続的にモニターされ、ジョブが到着後に自動的に処理されるように RICOH ProcessDirector を構成できます。また、ファイル伝送にラインプリンターデーモン (LPD) プロトコルを使用するシステムからジョブを実行依頼することもできます。加えて、RICOH ProcessDirector を使用すると、PDF ジョブ内の個々の文書の制御および追跡が可能になります。
RICOH ProcessDirectorではデータベース管理にIBM DB2テクノロジーを使用しています。RICOH ProcessDirector が使用する広範囲のデータベースから印刷ワークロードおよびタスクに関する詳細な監査情報が提供されます。
RICOH ProcessDirector には、ネットワークに接続されているワークステーションから、サポートされている Web ブラウザーでアクセスできます。ユーザーインターフェースにアクセスするときに使用するワークステーションに RICOH ProcessDirector をインストールする必要はありません。ワークフローを管理するコンピューターにのみ RICOH ProcessDirector をインストールすれば十分です。
AFP Support 機能を購入およびインストール済みの場合は、RICOH ProcessDirector を使用して Advanced Function Presentation (AFP) 形式の個々の文書の制御および追跡が可能になります。この機能によって、AFPとPCLOutプリンター、およびDownload for z/OSとAFP Download Plusを使用してz/OSホストシステムからジョブを実行依頼するためのサポートが追加されます。
永久ライセンスを提供するRICOH ProcessDirector、または長期使用のための更新オプション付きで1~5年間の製品アクセスを提供するRICOH ProcessDirectorサブスクリプションを購入できます。基本製品のサブスクリプションと、インストールしたい各機能のサブスクリプションを購入します。