機能

RICOH ProcessDirector 機能には追加機能が用意されており、これにより装置をインサーターのようにシステムに追加できます。RICOH ProcessDirector のモジュラー設計は、業務でのニーズの変化に応じて、基本製品に機能を追加することができます。多くの機能は、ユーザーインターフェースにシームレスに統合されます。

多くの機能は、基本製品をインストールすると使用可能になるFeatures Manager を使用してインストールできます。

機能は、基本製品をインストールするとシステムにコピーされますが、Feature Manager を使用してインストールするまでは完全にインストールされません。

Feature Manager で機能をインストールすると、機能は試用モードになります。試用期間の後も機能の使用を続けるには、機能を購入してライセンスキーをインストールする必要があります。ライセンスキーをインストールしない場合、試用期間が終わると機能が動作を停止します。

RICOH ProcessDirector 機能

説明 CD 番号
Advanced Transform機能

Advanced Transform機能を使用すると、次のファイル形式で印刷ジョブを相互変換できます。

  • AFP
  • PCL
  • PDF
  • PostScript
  • BMP、GIF、JPEG、PNG、TIFF(入力データストリームとしてのみ)

これらの変換オプションは、自由に組み合わせて購入およびインストールできます。

    注意:
  • Feature Manager を使用して Advanced Transform 機能をインストールします。購入する入力および出力変換のそれぞれに個別のライセンスキーが必要です。例えば、入力 PostScript と出力 AFP を購入する場合、2 つのライセンスキーが必要になります。
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AFP Editor

AFP Editorではバーコードを作成し、索引付けされたAFPファイル内の領域を非表示にすることができます。索引値、ジョブプロパティー、静的テキストを含むバーコードを作成できます。例えば、AFPファイルにある郵便番号が索引値である場合は、郵便番号を含むバーコードを作成できます。AFPファイル内の領域を非表示に設定できます。非表示領域にあるデータは誰も表示できず、データの印刷も実行できません。例えば、置き換えたい既存のバーコードのある領域を非表示にするケースが考えられます。さらに、AFP Editor は POSTNET バーコードを、同じ宛先コードを持つ Intelligent Mail バーコード (IMB) と自動的に置き換えることができます。また、Page x of yなどのテキスト文字列を、フォーマット済みのAFPファイルに追加できます。

AFP Support機能を使用するには、AFP Editor機能がインストールされている必要があります。

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AFP Support

AFP Support 機能では、ジョブと Advanced Function Presentation (AFP) 形式の個々の文書を管理して、追跡することができます。RICOH ProcessDirectorサーバーとプリンターの間で整合性を保証するために、AFPではトランザクション指向のデータストリームが提供されます。プリンターは、受信、印刷、およびスタックの実行時に、全ページの正確なステータスを報告できます。この機能は、AFPプリンターとPCLOutプリンターのサポートを追加します。

この機能には、AFP Indexer、Document Property DesignerAFP Enhancerモード対応のRICOH Visual Workbenchが含まれています。 RICOH Visual Workbenchでは、AFPファイルで個々の文書を識別して、文書からデータを抽出できます。ステップテンプレートを使用すると、抽出されたデータを使用して、文書のソート、分割、グループ化を行い、新しいジョブにするステップをワークフローに追加できます。

AFP Support機能は、AFPデータを操作するその他の多くの機能の前提条件です。この機能がなかった場合、AFPデータの表示は可能ですが、印刷ができなくなります。 他のプログラムにAFPジョブを渡すことは可能です。

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Archive

Archive では、ジョブ、文書、およびジョブ処理履歴をリポジトリーに保管して、ジョブや文書プロパティーを検索することで取得できます。例えば、ジョブ名、顧客名、および口座番号で文書を検索します。ジョブまたは文書を取得すると、ジョブまたは文書の表示、保管されたプロパティーの確認、製造履歴の検査などを実行できます。ワークステーションにジョブまたは文書を保存できます。 また再印刷やその他の処理のために、ジョブをワークフローに実行依頼することができます。

AFP Support機能を使用するには、PDF Document SupportまたはArchive機能がインストールされている必要があります。

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Automated Verification

Automated Verification機能では、印刷ジョブ内の文書にバーコードを追加できます。カメラまたはバーコードスキャナーは、バーコードを読み取ることで、ワークフロー内で文書がステップの完了に失敗したかどうかを判定します。見つからない文書の自動的な再印刷や、ワークフローからの手動の抽出を実行することができます。ジョブログには、各ジョブで実行された文書の処理、これらの処理を実行したオペレーターのユーザー ID が記録されます。

AFP Support機能を使用するには、PDF Document SupportまたはAutomated Verification機能がインストールされている必要があります。

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Avanti Slingshot Connect

Avanti Slingshot Connect 機能では、ジョブと JDF ジョブチケットを Avanti Slingshot MIS システムから受信して、RICOH ProcessDirector 内で処理することができます。 RICOH ProcessDirector は、ジョブをシステム内で処理しているときに、ジョブのステータスを Avanti Slingshot に返信できます。

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Kodak のカットシートサポート

この機能では、Kodak カットシートプリンターを定義して RICOH ProcessDirector から駆動することができます。 RICOH ProcessDirector は、メディアとステープルの要求をこれらのプリンターで使用される KDK 形式に変換します。

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Xerox のカットシートサポート

この機能では、Xerox カットシートプリンターを定義して RICOH ProcessDirector から駆動することができます。 RICOH ProcessDirector は、メディアとステープルの要求をこれらのプリンターで使用される XRX または XPIF 形式に変換します。

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Deadline Tracker

Deadline Tracker を使用して、供給の締め切りに間に合うように進行状況を管理することができます。カスタマーとの間でサービスレベルアグリーメントが取り交わされているとき、この機能は、ジョブが所定の時間内に完了できるように予定どおり’進行しているかどうかを確認するために役立ちます。ジョブがスケジュールから遅れているか、締め切りに間に合わない危険性があるときに確認できます。この情報を利用して、オペレーターが作業の優先順位を設定し、締め切りまでに提供できるようにジョブを正常なスケジュールに戻す行動を実行できます。予定作業 (設定された間隔で受け取ることが予定されているジョブ) をモニターできます。ジョブが予定時刻に到着しない場合、送信者に通知できます。

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Electronic Presentment

Electronic Presentment機能には、サンプル入力装置からジョブを受信し、サンプル履歴記録通知を使用して、ジョブが印刷およびメール送信された時間帯を把握するサンプルワークフローがあります。また、ワークフローはジョブ、文書、プロパティー値、ヒストリー情報をサンプルリポジトリーに保管します。

この無料の機能は、基本製品で提供されていますが、デフォルトではインストールされません。

Archive機能を使用するには、Electronic Presentment機能がインストールされている必要があります。

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Inserter

Inserterを使用すると、印刷された文書や挿入物 (折り込み広告など) を封筒に挿入する作業を自動化できます。この機能は、インサーターコントローラーとの間で制御ファイルの送信と結果ファイルの受信が可能です。この機能は、結果ファイルの情報を使用して、ジョブ内の各文書の挿入状況を追跡します。ジョブは自動的に調整されます (またはオペレーターが操作して手動で調整されます)。文書に損傷があった場合、再印刷が自動的に生成されます。

Inserter機能を使用するには、AFP Support または PDF Document Support 機能がインストールされている必要があります。

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Language pack

Language paclには、ユーザーインターフェースおよびヘルプシステムの翻訳が含まれています。この機能をインストールして、サポートされている言語でユーザーインターフェースを使用します。

適用外
MarcomCentral Connect

MarcomCentral Connect 機能では、オンラインストアと MarcomCentral の Web to Print 機能を実動ワークフローに統合できます。サンプル Web サービスの入力装置は、MarcomCentral から印刷、デジタル、およびその他の項目の命令を取得します。 RICOH ProcessDirector は各命令に対してジョブを作成し、ジョブ内の項目がサンプルワークフロー内で指定されたステップを完了すると MarcomCentral に通知します。

Web Services Enablement機能を使用するには、MarcomCentral Connect機能がインストールされている必要があります。

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PDF Document Support

PDF Document Support 機能は、PDF ジョブ内の個々の文書を制御し、追跡できる機能とオブジェクトを追加します。この機能には、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat が含まれます。このプラグインでは、個々の文書の識別、文書からのデータ抽出、バーコード、OMR マーク、イメージ、非表示領域、テキストなどの拡張の追加が可能です。ステップテンプレートを使用すると、抽出されたデータを使用して、文書のソート、分割、グループ化を行い、新しいジョブにするステップをワークフローに追加できます。

この無料の機能は、基本製品で提供されていますが、デフォルトではインストールされません。

適用外
PitStop Connect

PitStop Connect を使用すると、Enfocus PitStop Server 10 を使用するプリフライト操作を、PDF 印刷ジョブの印刷ワークフローに統合できます。

Enfocus PitStop Server はこの機能には含まれません。 この製品は個別に購入する必要があります。

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Postal Enablement

Postal Enablement を使用すると、郵送先住所データをジョブ内の文書から抽出し、外部郵便ソフトウェアで処理できるように準備することができます。郵便ソフトウェアが住所を検証して品質を改善した後、Postal Enablement は郵便ソフトウェアから受信した結果でジョブ内の文書を更新します。

郵便ソフトウェアはこの機能には含まれません。外部の郵便ソフトウェアを選択できます。

AFP Support機能を使用するには、PDF Document SupportまたはPostal Enablement機能がインストールされている必要があります。

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Preference Management

Preference Management 機能では、外部環境設定ファイルからの文書プロパティー値を更新できます。これらの値は、選択した文書の内容の変更やこれらの文書の処理の変更に使用できます。

この無料の機能は、基本製品で提供されていますが、デフォルトではインストールされません。

AFP Support機能を使用するには、PDF Document SupportまたはPreference Management機能がインストールされている必要があります。

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Preprinted Forms Replacement

Preprinted Forms Replacement機能を使用すると、これまでは事前印刷フォームを必要としていた普通紙にジョブを印刷できます。これらのジョブによって要求されたメディアの各メディアオブジェクトの定義を更新して、事前印刷フォームデータの電子的な等価物を含めます。RICOH ProcessDirectorに印刷ファイルを送信するアプリケーションは、同じ方法でジョブのメディアを続けて指定できます。

Preprinted Forms Replacement機能には、PDF Document Support機能が必要です。AFP Support機能をインストールした場合、Preprinted Forms Replacement機能によってPDFフォームをAFPジョブに挿入することもできます。

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Quadient Inserter Express

Quadient Inserter Express機能は、Inserter機能を簡略化したもので、Quadient insertersのみをサポートしています。この機能は、Quadient Inserterと通信するようRICOH ProcessDirectorを構成するためのテンプレートとして使用できるサンプルオブジェクトを提供します。

Inserter機能を使用するには、AFP Support または PDF Document Support 機能がインストールされている必要があります。

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Quadient Inspire接続

Quadient Inspire接続によってRICOH ProcessDirectorが拡張され、Quadient® Inspire V8以上と簡単に連携できるようになりました。この機能をインストールすると、Quadient Inspireによって作成されるファイルを処理するシステムオブジェクトが追加されます。

Quadient Inspireで生成されたファイルを処理エンジンに渡して、印刷ジョブを生成する印刷ワークフローが可能になります。 Quadient Inspireはこの機能には含まれていません。 この製品は個別に購入する必要があります。

Quadient InspireでAFPファイルを作成するには、AFP Support機能をインストールする必要があります。

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Reports

Report機能を使用して、PostgreSQLデータベース内の選択したジョブプロパティーやプリンターの状況の変化をキャプチャーできます。データを抽出して視覚化するために、Tableauなどのビジネスインテリジェンスツールを使用できます。

Report機能は、RICOH ProcessDirector for LinuxおよびRICOH ProcessDirector for Windowsでサポートされています。この機能をRICOH ProcessDirector for AIXにインストールするには、ソフトウェアサポートにお問い合わせください。

この無料の機能は、基本製品で提供されていますが、デフォルトではインストールされません。

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RICOH Supervisor Connect

RICOH Supervisor接続機能を使用すると、PostgreSQLデータベースの レポート機能によって収集されたデータをクラウド内のRICOH Supervisorアプリケーションに送信できます。

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RICOH Transform 機能

RICOH Transform機能は、AFP (Advanced Function Presentation)印刷用の形式との間でジョブを変換するための、高性能で費用効率の高いシステムです。RICOH Transform機能の特長は、次のとおりです。

  • PostScript/PDFからAFP

    PDF および PostScript を AFP に変換する

  • RICOH PCLからAFP

    PCL を AFP に変換する

  • RICOH SAPからAFP

    SAP OTF および ABAP を AFP に変換する

  • RICOH AFPからPDF

    AFPをPDFに変換する

    注意:
  • Transform の一部の構成タスクでは、InfoPrint Transform Manager ユーザーインターフェースとヘルプシステムを使用できます。複数の Transform 機能をインストールした場合、InfoPrint Transform Manager インターフェースが共用されます。
  • すべてのRICOH Transform機能にはイメージ変換(GIFからAFP、JPEGからAFP、TIFFからAFP)が含まれています。これにより、GIF、JPEG、TIFFの各イメージがAFPに変換されます。
  • 購入した変換機能ごとに別個のライセンスキーが必要です。
  • Feature Managerでは、RICOH Transform機能をインストールできません。
  • RICOH Transform機能を使用するには、AFP Support機能がインストールされている必要があります。
  • APPE 変換ツールは、RICOH Transform 機能とともにインストールされます。
  • PostScript/PDFからAFP 変換 (LCD4-5671)
  • RICOH PCLからAFP 変換 (LCD4-5672)
  • RICOH SAPからAFP 変換 (LCD4-5673)
  • RICOH AFPからPDF 変換 (LCD4-5674)
2 次サーバー

異なるコンピューター上で実行され、1 次サーバーと対話する RICOH ProcessDirector サーバーをセットアップします。追加のサーバーは 2 次サーバーと呼ばれます。

2 次サーバーを使用して、ワークフローのジョブの送信先となる外部プログラムを実行できます。一部の処理を 1 次コンピューターから 2 次コンピューターに移動するために、2 次サーバーを親サーバーとして使用するプリンターを定義できます。

この機能は、Feature Manager ではインストールできません。

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Security

パスワードの要件を含めて、セキュリティーは、ユーザーアカウントのセキュリティーを強化する高度な機能を提供します。

ライトウェイトディレクトリーアクセスプロトコル (LDAP) または Active Directory サーバーがある場合は、RICOH ProcessDirector への認証に LDAP ユーザー ID とパスワードを使用できます。

この無料の機能は、基本製品で提供されていますが、デフォルトではインストールされません。この機能をインストールすると、使用されていないアカウントに有効期限を設定する、あるいは、パスワードの複雑性規則の強制を使用可能にするなど、ユーザーアカウントのセキュリティーに追加的な制御機能が提供されます。

適用外
Ultimate Impostrip® Connect

Ultimate Impostrip®接続により、 Ultimate Impostrip®自動化またはスケーラブルの面付け機能をRICOH ProcessDirectorワークフローに統合できます。

Ultimate Impostrip®はこの機能には含まれません。この製品は個別に購入する必要があります。

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Web Services Enablement

Web Services Enablement 機能では、REST および SOAP Web サービスを実動ワークフローから呼び出して、サードパーティーアプリケーションとデータを交換できます。

この機能は、入力装置、ステップテンプレート、および Web サービス要求を送信できる通知オブジェクトのサポートを追加します。

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Whitespace Manager

Whitespace Managerでは、AFPファイル内で使用可能な空白の領域を定義できます。印刷実動プロセスでイメージやテキストなどのコンテンツを空白に埋め込むことができます。コンテンツは、特定の顧客向けに絞り込むために定義した規則に基づいて空白の領域に配置するか、使用可能なスペースを最適に活用できるように配置します。

Whitespace Manager 機能を使用するには、AFP Support 機能がインストールされている必要があります。

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WPM Connect

WPM Connect を使用すると、WPM ツールを RICOH ProcessDirector ワークフローに統合して、追加処理を実行できるようになります。

この機能は、日本でのみ入手できます。

WPM Connect 機能を使用するには、AFP Support 機能がインストールされている必要があります。

WPM は WPM Connect 機能には含まれません。 この製品は個別に購入する必要があります。

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