EnableRepositioning
このステップテンプレートを基にしたステップは、RICOH ProcessDirectorビューアーコンポーネントで使用するAFPまたはPDFジョブの各ページの先頭を検出します。
ジョブプロパティーデフォルト
- AFP リソースパス:
- コードページグローバル ID:
- 両面: 設定なし
- 拡張オプション:
- 書式定義: F1A10111
- 画像出力形式:そのまま
- 有効な戻りコード: 0
使用上の注意
- このステップテンプレートをコピーまたは削除することはできません。
- EnableRepositioningステップは、Include Saved Page構造化フィールドを含むAFPファイルを処理できません。
- ジョブ内のページを再印刷するには、ワークフローにこのステップと CreatePageRanges ステップが含まれている必要があります。
- このステップは CreatePageRanges ステップと PrintJobs ステップの前に実行する必要があります。
- フィニッシングオプションを有効にするには、ジョブがAFPプリンターで印刷される前にこのステップを実行する必要があります。
- RICOH ProcessDirector は、フィニッシングオプションを設定したジョブについてこのステップが実行されていることを確認しません。
- 特定の書式定義を必要とするAFPジョブでは、ジョブプロパティーではなく書式定義でフィニッシングオプションを指定する必要があります。
- このステップテンプレートからのメッセージは、RICOH ProcessDirector 基本製品がインストールされたときの言語で表示されます。
- RunExternalProgram などの前のステップが、サポートされるデータストリームフォーマットで印刷ファイルを作成できない場合、 EnableRepositioning ステップは警告メッセージを発行して続行します。印刷ファイルが予想される場合は、後のステップでジョブが失敗する場合があります。
- EnableRepositioning ステップテンプレートは、多くのデフォルトワークフローにステップとして組み込まれています。 EnableRepositioningにより提供される追加の機能が必要ない場合、 CountPagesを基にしたステップを代わりに使用できます。内部では、 EnableRepositioningはAFP変換とIndexing Facility(ACIF)プロセスを実行します。この結果、位置変更情報が提供され、AFPファイルの特定の局面を変更できるようになりますが、処理時間が長くなります。
- EnableRepositioning ステップテンプレートは、どのページがどのシートに印刷されるかを計算するため、 両面および 書式定義プロパティー値の設定の影響を受けます。 EnableRepositioning ステップが実行された後で、ジョブの 両面プロパティーが 設定なし以外の値に変更されると、計算される 合計シートプロパティーの値が、実際にプリンターでスタックされているジョブシートの総数に一致しないことがあります。 再印刷および ジャンプ機能に提供されるページ情報の正確性も、影響を受ける可能性があります。ページおよびシートカウント情報が 両面プロパティーの新しい値と同期するようにするため、 再処理アクションを使用して EnableRepositioning ステップを再実行できます。
- EnableRepositioningステップは、固定うら面ページとしてメディアマップに定義されているページをカウントしません。Preprinted Forms Replacement機能がある場合、メディアオブジェクトにうら面の電子フォームが含まれていて、メディアマップで片面印刷が指定されていると、 CombineAFPWithFormステップは固定うら面フラグをオンにします。このような固定うら面ページは、ジョブの 合計ページ数プロパティーには含まれず、ビューアーに表示もされません。