このリリースの新機能

これらの新しい機能と更新機能は、RICOH ProcessDirectorバージョン3.11.1に含まれています。

バージョン3.11.1の新機能および更新機能

  • 対応言語の更新

    バージョン3.11の製品インターフェースとヘルプシステムの内容は、以下の言語に翻訳されています。

    • ブラジルポルトガル語
    • フランス語
    • ドイツ語
    • イタリア語
    • 日本語
    • スペイン語

    翻訳されたユーザーインターフェースとヘルプコンテンツを見るには、お使いの言語の言語パックをダウンロードし、インストールしてください。

  • メディア設定を使用してバナーページの用紙を選択する

    PDFジョブを印刷する場合、用紙トレイを指定するのではなく、メディアでバナーページを印刷する用紙を指定できるようになりました。バナーページは、用紙がどこにセットされていても、正しい用紙に印刷されます。この機能は、リコーPDF、Kodak PDF、Xerox PDFプリンターで利用できます。

  • ユーザーインターフェースの更新

    ブラウザーのウィンドウ内に収まるようにポートレットのサイズを調整できるように、ユーザーインターフェースが強化されました。ブラウザーのサイズを変更したり、別の画面に移動したりしてウィンドウのサイズを変更すると、ポートレットは使用可能なスペースに合わせて縮小または拡大されます。

  • データキャプチャーの改善

    今回のアップデートにより、データキャプチャーファイルは、データキャプチャーページから直接システムにダウンロードできるようになり、ファイルを取得するためにプライマリーサーバーにアクセスする必要がなくなりました。また、すでに実行中のキャプチャーを停止することもできます。

  • オペレーティングシステムのサポートの変更

    今回のリリースでは、RICOH ProcessDirectorのインストールに必要なCentOSの最小レベルをバージョン7.9に引き上げました。

バージョン3.11の新機能および更新機能

  • RICOH ProcessDirectorの以前のインストールにリストアする機能

    このバージョンのRICOH ProcessDirector では、Feature Manager を使用して以前のインストールをリストアできます。この新機能では、新しい機能をインストールした後、ニーズに合わないと判断した場合には、効果的に機能をリストアできます。また、更新機能を適用して、インストール処理中に問題が発生した場合は、更新前のインストールをリストアして、安定した状態に戻してから、再度更新を試みることができます。

  • 処理時間に関する情報を収集する新しいデータコレクター

    ジョブステップ期間データコレクターを使用して、各ステップがキュー状態および処理状態にあった時間や、ワークフローの各ステップが処理を完了するまでの総時間などの情報をキャプチャーできます。また、各ステップの終了時に取り込むジョブプロパティーを選択できます。

  • オペレーティングシステムのサポートの変更

    本リリースでは、Windows Server 2016 へのRICOH ProcessDirectorアプリケーションサーバーのインストールサポートを廃止しました。

  • AFP印刷ジョブにプリセット名を含める

    TotalFlow Print Serverを使用するプリンターにAFP印刷ジョブを送信する場合、ジョブのプロパティーとして、そのジョブに使用するプリンタープリセットの名前を含めることができるようになりました。

  • セキュリティーの脆弱性への対処

    リコーは、脆弱性スキャン結果に全力で対応し、今後提供する各リリースにも修正を加えていきます。今回のリリースでは、これらの脆弱性に対応するため、以下のようなさまざまなコンポーネントの更新が行われました。

    • AFP Support
    • Avanti Slingshot Connect
    • Reports
    • Printer Connector
    • Ricoh PDF Printer
    • DB2
    • Product Update