サービスポリシー

サービスポリシーは、ジョブチェックポイントとサービスレベルアグリーメント (SLA) の締め切りを定義します。チェックポイントを使用すると、ジョブがシステム内を流れる際の進行状況を追跡できます。SLA デッドラインは、クライアントへのコミットメインとに合うように、ジョブが特定の処理ステップを完了させる必要がある時間を表します。

パフォーマンスコミットメントの例としては、次のようなものがあります。

  • システムに到着後 4 時間以内にジョブを印刷する。
  • 10:00 までにジョブがシステムに到着した場合は、到着日の 18:00 までに印刷します。そうでない場合、翌日の 18:00 までに印刷されます。
  • 到着日の 16:00 までにジョブをメール可能にする。

また、サービスポリシーでは、休日や週末などのサービスが提供されない時間をスキップするように RICOH ProcessDirector がジョブチェックポイントおよび締め切りを調整するかどうかを指定します。 RICOH ProcessDirector で、非サービス期間にジョブチェックポイントおよび締め切りが発生しないようにできます。

サービスポリシーではそれぞれ、ある特定のパフォーマンスコミットメントに適用されるジョブチェックポイントおよび SLA を定義します。例えば、さまざまなジョブタイプについて、またはさまざまなクライアントについて 3 つのパフォーマンスコミットメントがインストール済み環境にある場合、管理者は 3 つのサービスポリシーを定義します。

管理者は、各サービスポリシーを 1 つ以上のワークフローに関連付けることができます。各ジョブがシステムに到着すると、ジョブのチェックポイントおよび締め切りを設定するために、ワークフローに関連付けられたサービスポリシーが RICOH ProcessDirector で使用されます。