入力ファイルのバッチを手動で実行依頼する

入力装置ディレクトリーにある複数の入力ファイルをグループ化し、それらをまとめて、単一のジョブまたはジョブのコレクションとして処理できます。
バッチ方式プロパティーが バッチに設定されている場合は、常にジョブを手動で実行依頼する必要があります。 バッチ方式時刻または ページ数などの値に設定されている場合は、この手順を使用して、バッチの要件を満たす前にファイルをジョブとして実行依頼します。

例えば、入力装置が通常は 1000 枚の PDF ページを受信してからジョブを実行依頼するとします。営業時間が終わった時点で、入力装置に 650 枚の PDF ページしかありませんでした。帰宅前にこれらのページの処理を開始したい場合は、この手順を使用してこれらのページを手動で実行依頼します。

    注意:
  • バッチ方式JDFまたは パターン以外の場合は、入力装置の 全てのバッチ処理アクションで、入力装置にある全ての入力ファイルを実行依頼できます。 全てバッチ処理アクションは、 ポーリング間隔に到達するのを待たずにジョブを作成します。

入力ファイルのグループを手動で実行依頼するには、以下のようにします。
  1. [入力装置]ポートレットで、 でバッチ処理する入力ファイルがある入力装置を右クリックし、 ファイルの表示を選択します。
    選択された入力装置にある入力ファイルすべてのリストが表示されます。
  2. 状況がエラーではない複数のファイルを選択します。
    バッチ方式セット数セット内のページ数、または 時刻によるセットの場合は、各セットの全ファイルを選択します。
  3. バッチの作成をクリックします。
  4. OKをクリックします。
  5. 閉じるをクリックします。
全てのファイルは、入力装置に対するバッチ処理の設定を元にしたワークフローによって実行依頼されます。[バッチ方式][セット数][セット内のページ数]、または [時刻によるセット]の場合、完全セットのみが実行依頼されます。完全セットはまとめて 1 つのジョブとして実行依頼されます。

.zip ファイルの作成プロパティーが いいえに設定されている場合、選択した入力ファイルごとに子ジョブが作成されます。子ジョブをグループとしてまとめるために、親ジョブが実行依頼されます。 .zip ファイルの作成プロパティーが はいの場合、すべてのファイルが ZIP ファイルにまとめられ、グループとして実行依頼されます。