前提条件チェッカーを実行する
前提条件チェッカーを使用して、システムが RICOH ProcessDirector をインストールする準備ができていることを確認します。
- 注意:
- デフォルトでは、前提条件チェッカーのログファイルは、次のディレクトリーに保存されています:
/opt/infoprint/ippd/logs/installer/prereq.out
- 1 次コンピューターに root ユーザーとしてログインします。
- 重要:
- UID 0でユーザーとしてログインする必要があります。別のユーザーとしてログインする必要がある場合は、sudo su -またはsu - を使用してrootユーザーになることができます。ただし、rootユーザーになるために、sudoまたはsuコマンドを他の方法で使用しないでください。
- コマンド行を開き、このコマンドを入力してルートディレクトリーにいることを確認します。
- cd /
- 製品 DVD からインストールする場合は、次の手順に従います。
- 基本製品の DVD をドライブに挿入します。
- CDファイルシステムが(例えば、/cdromという名前で)定義されている場合は、ディスクを挿入して次のように入力します。
- mount /cdrom
ファイルシステムを定義してあるかどうか判別するには、次のように入力します。- /usr/sbin/lsfs | grep cdrfs | awk '{print $3}'
- CD ファイルシステムがない場合は、作成します。
- CD 装置の名前を判別するには、次のように入力します: lsdev -Cc cdrom
- 装置 'cd0' のマウントポイント '/cdrom' に CD ファイルシステムを作成するには、次のように入力します: /usr/sbin/crfs -v cdrfs -p ro -d’cd0’ -m’/cdrom’
- マウントポイント名を判別するには、次のコマンドを入力します。
- 必要に応じてドライブをマウントします。次のように入力します。
- mount /media/mount_point
- DVD の内容が表示できるようにディレクトリーを変更します。次のコマンドを入力します。
- cd /media/mount_point
- ls
- マウントされた ISO ファイルからインストールする場合は、次の手順に従います。
- このコマンドを入力します:
ulimit -f unlimited
- ISO ファイルをコンピューターに転送します。例えば、ファイルを
/aiw
ディレクトリーに入れます。 - ISO ファイルのディレクトリーを作成します:
mkdir /iso
- ISO ファイルをマウントするには、次の手順に従います。
loopmount -i <filename.iso> -o "-V cdrfs -o ro" -m /iso
例:
loopmount -i aiw_aix.iso -o "-V cdrfs -o ro" -m /iso
- セットアップスクリプトを実行する前に、ディレクトリーを変更します:
cd /iso
- このコマンドを入力します:
- TRA ファイルからインストールする場合は、次の手順に従います。
- TARファイルをダウンロードした場合、TARファイルをダウンロードしたフォルダーに移動します。cd /<tar file download directory>
- TAR ファイルを展開するには、次のように入力します。tar -xvf <tar file name>
- TARファイルをダウンロードした場合、TARファイルをダウンロードしたフォルダーに移動します。
- 前提条件チェッカーを開始するには、次のように入力します。
- DVD ベースのインストールの場合:
- /cdrom/setup -p PREREQ_ONLY=TRUE
- TAR ベースのインストールの場合:
- setup -p PREREQ_ONLY=TRUE
注意: 前提条件チェッカーのコマンドが正しく入力されていることを確認します。正しく入力されていない場合、前提条件チェッカーの代わりに RICOH ProcessDirector インストーラーが実行されます。 - DVD ベースのインストールの場合:
- リモートディレクトリーからインストールする場合は、次の手順に従います。
- 「リモートディレクトリーからインストールする」の手順に従ってください。マウントされたディレクトリーに移動した後、この手順に戻り、完了します。
/opt/infoprint/ippd/logs/installer/prereq.out