オブジェクトを使用不可にする

オブジェクトを使用不可にすると、RICOH ProcessDirector で使用不可になります。オブジェクトには、サーバー、通知、メディア、入力装置やプリンターなどの装置が含まれます。機能によっては、他の種類のオブジェクトも追加されます。
使用不可の入力装置でも、接続することはできるため、入力ファイルを受信できます。

すでに使用不可のプリンターにスケジュールされているジョブは、異なるプリンターにスケジュールされないかぎり、そのプリンターで印刷されます。

    注意:
  • プリンターをシャットダウンすると、プリンターが使用不可になると同時に RICOH ProcessDirector との接続も解除されるのに対し、使用不可にした場合は、接続は解除されません。他のプログラムは、シャットダウンされたプリンターにジョブを送信できますが、シャットダウンされていない使用不可のプリンターにはジョブを送信できません。

オブジェクトを使用不可にするには、次の手順に従います。

  1. 次のいずれかを行ってください。
    • メインページからの場合
      1. オブジェクトをそのポータルから見つけます。
      2. オブジェクトを右クリックして、使用不可を選択します。
    • 管理ページで、次の操作を実行します。
      1. 左のペインでオブジェクトタイプをクリックします。
      2. テーブルのオブジェクトを右クリックして、使用不可を選択します。
  2. 確認メッセージが表示されたら、はいをクリックします。
注意:
  • RICOH ProcessDirectorが入力装置またはプリンターを使用不可にすると、横にあるシンボルが使用できないことを表す黄色の途切れた矢印に変わります。
  • システムがシャットダウンして再起動した後、すべてのプリンターが使用不可になります。シャットダウン前に使用可能であったすべてのプリンターを、システムの再起動後に使用可能にする場合は、管理 設定 システムページで プリンターの使用可能状態を記憶するプロパティー値を はいに変更します。
  • 2 次サーバーを使用不可にする場合:
    • サーバーはまだ RICOH ProcessDirector の 1 次サーバーに接続されているため、それらの間では通信が行われています。Web インターフェースを通じて、引き続きそのサーバーを操作できます。例えば、プロパティーを変更し、準備が整ってから、再びサーバーを使用可能にできます。
    • サーバーを使用不可にしてもすぐにアイドルにはなりません。処理中のジョブを完了し、その結果を RICOH ProcessDirector に送ります。
    • RICOH ProcessDirector では、2 次サーバーに関連付けられたプリンターがすべて使用不可にされます。それらのサーバー上のプリンターに割り当て済みの、システム内のジョブは、他のプリンターに移動しない限りすべて印刷されます。RICOH ProcessDirectorは、これらのプリンターに追加のジョブをスケジュールしません。
    • RICOH ProcessDirectorは、使用不可にされた2次サーバーに関連付けられた入力装置の接続状況を接続不可に変更します。2次サーバーを再度使用可能にすると、RICOH ProcessDirectorによって入力装置が自動的に接続されます。