RICOH ProcessDirectorデータをバックアップおよび復元する

システムエラーによるデータ損失の防止やデータをリカバリーするには(たとえば、すべての設定とオブジェクトがリストアされて以前にインストールしたレベルにシステムを戻す場合)、RICOH ProcessDirectorのバックアップ/リストアプログラムを使用します。

バックアッププログラムは、以下のデータを保存します。

  • データベースに保存したワークフロー、ステップテンプレート、ユーザー、入力装置、およびプリンターなどのシステムデータ
  • ヘッダーシートに使用されるような制御ファイル
  • スプールディレクトリーのジョブファイルなどのユーザーデータ
その後、RICOH ProcessDirectorを再インストールする必要がある場合、リストアプログラムを実行してデータをリカバリーできます。システムデータと制御ファイルは常にバックアップおよびリストアします。オプションとして、ユーザーデータをバックアップ/リストアできます。

注意: 2台のコンピューターが同じホスト名で、同じRICOH ProcessDirectorサービスレベルでなければ、同じバックアップ/リストアプログラムを使用してRICOH ProcessDirectorをあるコンピューターから別のコンピューターへコピーまたは移動できません。1台目のコンピューターからオブジェクトをエクスポートして、2台目のコンピューターへインポートすることにより、異なるホスト名またはサービスレベルあっても、オブジェクトをあるコンピューターから別のコンピューターへコピーできます。