サンプル AFP ファイルでオブジェクト選択を有効にする

現在開いているサンプル AFP ファイルで選択可能にする AFP オブジェクト (テキスト、オーバーレイ、ページセグメント、バーコード、イメージ) を変更できます。

サンプル AFP ファイルで選択可能なオブジェクトをクリックすると、その周りに赤いボックスが表示されます。その後、オブジェクトのプロパティーを表示して、選択したモードに応じてそのオブジェクトに対して操作を行うことができます。

デフォルトでは、それぞれのモードでは、操作を行えるオブジェクトのタイプのみを選択できます。例えば、AFP Indexer モードでは、テキストオブジェクトを選択できますが、オーバーレイ、ページセグメント、バーコード、またはイメージは選択できません。ほとんどの目的において、それぞれのモードのデフォルトが適しています。ただし、AFP ファイルの他の AFP オブジェクトのプロパティーを表示できるように、他のタイプの AFP オブジェクトを一時的に選択可能にできます。この場合、オブジェクト選択の有効化機能を使用する必要があります。

    注意:
  1. 選択できるオブジェクトのタイプを変更した後でモードを変更するか、新規のサンプル AFP ファイルを開くと、変更は失われ、現行モードのデフォルトの選択が使用されます。
  2. 書式定義で定義された AFP オブジェクトは、ファイル構造ペインでリソースとして表示されている場合や選択を有効にした場合でも選択できません。

この AFP ファイルで選択可能にするオブジェクトを設定するには、次の手順に従います。
  1. RICOH Visual Workbench で、サンプル AFP ファイルを開きます。
  2. モードとフィーチャーをクリックします。
  3. リソース オブジェクト選択を有効にするをクリックします。
  4. この AFP ファイルで選択するオブジェクトを指定します。
    • 選択するオブジェクトをそれぞれクリックします。
      • テキスト。テキストブロックを選択して、フォントを使用して作成されたバーコードを選択します。
      • バーコード (BCOCA) およびイメージ (IOCA)。バーコードオブジェクトコンテンツアーキテクチャー (BCOCA) を使用して作成されたバーコードを選択して、イメージオブジェクトコンテンツアーキテクチャー (IOCA) を使用して作成されたイメージを選択します。
      • ページセグメント。ページセグメントを選択します。
      • オーバーレイ。オーバーレイを選択します。
    • すべてのオブジェクトをクリックすると、すべてのオブジェクトが選択されます。
    • オブジェクトなしをクリックすると、すべてのオブジェクトがクリアされます。
  5. OKをクリックします。
  6. AFP ファイルで、選択可能にしたオブジェクトを選択して、そのプロパティーを表示できるようになりました。
    1. オブジェクトをクリックします。
      選択可能な AFP オブジェクトが重なり合っている領域 (例えば、領域には BCOCA バーコードとテキストの両方が含まれていることがあります) を選択すると、選択するオブジェクトを指定できるように[オブジェクトの選択]ウインドウが表示されます。
    2. オブジェクトのプロパティーを表示するには、AFP ファイル内のどこかを右クリックします。
  7. オプション: 現行モードのデフォルトのオブジェクト選択設定に戻すには、モードをクリックしてから、現行モードをクリックします。