非サービス期間
非サービス期間を使用して、インストール済み環境でサービスを提供しない期間 (休日など) を定義します。非サービス期間は、サービスポリシーと連携しますが、SetDeadlineステップまたは 締め切りの変更アクションにより設定された締め切りでは考慮に入れられません。
各サービスポリシーで、すべての非サービス期間をサービスポリシーに適用するかどうかを指定します。適用する場合は、ジョブが非サービス期間中に行われないように、ジョブの計画チェックポイントが RICOH ProcessDirector によって調整されます。
例えば、インストール済み環境で「エクスプレス」
印刷ジョブに対して毎日サービスが提供されているために、「エクスプレス」
印刷ジョブのサービスポリシーでは計画チェックポイントを非サービス期間に対して調整するよう指定しない場合があります。一方、「通常
」ジョブのサービスポリシーでは、チェックポイントを非サービス期間に対して調整するよう指定します。
非サービス期間はすべて、1 つの単位として扱われます。サービスポリシーで、すべての非サービス期間をポリシーに適用するかどうかを指定できます。ただし、サービスポリシーでは、適用する非サービス期間を指定することはできません。
非サービス期間の例としては、次のようなものがあります。
- 毎年の元日
- 2008 年 8 月 1 日
- 毎週金曜日の 18:00 ~ 23:59 まで
- 毎週日曜日の全日
非サービス期間を削除すると、その非サービス期間を使用してジョブが設定されている場合でも、すでにシステム内にあるジョブのチェックポイント時刻は変更されません。チェックポイント時刻をリセットするには、ジョブを最初から再処理する必要があります。