PostgreSQLデータベースを作成する

1度データベース設定を行ってデータ収集を有効にすると、RICOH ProcessDirectorによりPostgreSQLデータベースが作成されます。
RICOH ProcessDirectorは、データベースを一度しか作成しないので、データ収集を有効にする前に正しく設定されていることを確認する必要があります。データベースを別のサーバーに移動したり、本番環境で集中管理されているPostgreSQLデータベースに接続するなど、データベースを変更するには、RICOH ProcessDirectorの外部に新しいデータベースを作成する必要があります。次に、RICOH ProcessDirectorのデータベース設定を更新して、新しいデータベースに接続します。
PostgreSQLデータベースを作成するには、以下の手順に従います。
  1. 管理タブをクリックします。
  2. 左側のペインで レポート データベース設定をクリックします。
  3. RICOH ProcessDirector1次サーバー上にPostgreSQLデータベースを作成する場合、 PostgreSQLサーバーのIPアドレスまたはホスト名のプロパティー値がlocalhostであることを確認してください。

    Linux用RICOH ProcessDirectorでは、PostgreSQLデータベースを別のコンピューターに常駐させることができます。しかし、RICOH ProcessDirectorでは、別のコンピューターでデータベースを作成することはできません。PostgreSQLツールを使用して、その外部コンピューターにデータベースを作成する必要があります。別のサーバーにデータベースを作成した後、ここにIPアドレスまたはホスト名を入力します。

  4. プロパティーの現在値を確認し、必要な更新を行います。
    プロパティーに関する情報を見るには、プロパティー名の横にある疑問符ボタンをクリックします。
  5. SAVEをクリックします。
      注意:
    • データ収集を有効にし、Data Collectorを有効にするか、またはワークフローに WritePropsToReportsDatabaseステップを追加するまで、RICOH ProcessDirectorは、ジョブ処理中データを収集しません。
  6. データベースの設定が正しいことが確認できたら、データベース設定ページの上部にある データ収集スイッチをクリックして、データ収集を有効にします。
1度データ収集を有効にすると、RICOH ProcessDirectorは指定したプロパティー値を使用してデータベースを作成します。データ収集を無効にすると、RICOH ProcessDirectorはデータベースから切断されます。データ収集を有効にすると、接続を再確立します。
    注意:
  • このページのプロパティーを更新してもデータベースは更新されません。PostgreSQLメタコマンドなどのインターフェースを使用してデータベースに変更を加え、これらのプロパティーを使用して一致させる必要があります。

    たとえば、企業のガイドラインでは、90日ごとにすべてのパスワードをリセットすることが求められます。RICOH ProcessDirectorがPostgreSQLデータベースにアクセスするために使用するパスワードを更新するには、以下のようにする必要があります。

    1. メタコマンドまたは別のユーザーインターフェースを使用して、データベース内のパスワードを更新します。
    2. データベース設定画面でパスワードを更新します。