Reports 機能のアップグレードに関する特別な注意事項
Version 3.7以降の Report 機能は、収集したデータの保存にPostgreSQLデータベースを使用します。以前のバージョンでは、rptdbというDB2ベースのデータベースを使用していました。RICOH ProcessDirectorのバージョン3.6ではPostgreSQLデータベースが導入されましたが、両方のデータベースをサポートしていました。バージョン3.7では、DB2ベースのデータベースのサポートが廃止されました。
AIXではPostgreSQLデータベースが利用できますが、RICOH ProcessDirectorは自動的にインストールされず、既存のデータも移行されません。AIXで更新された Reports 機能を使用するには、PostgreSQLをインストールし、RICOH ProcessDirector にデータを送信するように設定する必要があります。
DB2ベースの Report 機能に付属していた次の3つのステップテンプレートは、このリリースでは廃止されています。
- ArchiveInserterData
- ArchiveDocumentData
- WriteJobReport
これらのステップテンプレートに基づくステップを含むワークフローは、引き続き実行されますが、ステップからは出力が生成されません。
これらのステップテンプレートはシステムに存在しないので、そのステップを含むワークフローをエクスポートしても、バージョン3.9以上システムにはインポートできません。エクスポートする前に、これらのステップをワークフローから削除してください。
これらのステップを含むワークフローをバージョン3.10以降にインポートすると、これらのステップはReplacedStepという名前のプレースホルダーステップテンプレートに置き換えられます。元のステップ名とステップテンプレート名は、ステッププロパティーで使用できます。