ステップテンプレートを調整する
この手順を行う前に、ステップの処理に使用するアプリケーションサーバーまたは2次サーバーが使用可能になっていて接続されていることを確認してください。ご使用のコンピューターが汎用コンピューターなのか、限られた用途のコンピューターなのかに注意してください。
RICOH ProcessDirectorから他のコンピューター上のアプリケーションにアクセスするためのステップテンプレートは、それらのアプリケーションがインストールされているサーバー上で実行されるように調整する必要があります。
RunExternalProgramおよび RunHotFolderApplicationステップテンプレート(およびそれらのコピー)は、1次サーバー、アプリケーションサーバー、または2次サーバーで実行されるように調整できます。
RICOH ProcessDirector 1次コンピューターがLinuxまたはAIXシステムの場合、一部の機能でインストールされたステップテンプレートは、アプリケーションサーバー上で実行されるように調整する必要があります。次のステップテンプレート(およびそれらのコピー)は、アプリケーションサーバー上で実行されるように調整する必要があります。
- RunPitStopOnJob
文書処理機能を含む機能によってインストールされたステップテンプレートは、1次サーバーでのみ実行できます。環境にRICOH ProcessDirectorアプリケーションサーバーまたは2次サーバーがある場合は、1次サーバーでのみ実行されるように、これらのステップテンプレートを調節してください。
- CreateInserterReprints
- CreateJobsFromDocuments
- CreateReprints
- GroupDocuments
- InsertJobs
- ReadBarcodeData
- ReadDocumentsFromDatabase
- ReadDocumentsFromParent
- SendInserterControlFile
- SetDocPropsFromConditions
- SetInsertProperties
- SetJobPropsFromOriginal
- UpdateDocumentsInDatabase
- WaitForDocumentCompletion
- WriteDocumentsToDatabase
- WriteInserterControlFile
- WritePropsToReportsDatabase
ステップテンプレートを調整するには、次の手順に従います。
- ワークフロータブをクリックします。
- 左ペインで、ステップテンプレートをクリックします。
- 調整するステップテンプレートの名前をクリックします。
- 調整タブをクリックします。
- 使用するサーバーセクションで、このステップテンプレートに基づくステップを汎用プールで使用可能な任意のサーバーで実行するか、選択したサーバーでの実行に限定するかを指定します。
- 注意:
- 選択したステップテンプレートによっては、ステップの実行先をオペレーティングシステムのタイプでさらに分類できることがあります。使用可能なオペレーティングシステムがサーバーオペレーティングシステムリストに表示されます。
例えば、Windowsなどの特定のオペレーティングシステムでのみ実行される外部プログラムがあるとします。ただし、汎用サーバープールには、Linux 1次サーバーとWindowsRICOH ProcessDirectorアプリケーションサーバーが混在するものとします。これにより、RICOH ProcessDirectorはLinuxとWindowsの両方をオペレーティングシステムリストに表示します。この場合、 一般的なサーバープール内のサーバーで実行をクリックし、Linuxを選択解除して、Windowsを選択します。
- オペレーティングシステムリストを使用すると、複数のオペレーティングシステムを選択できます。
- 選択したステップテンプレートによっては、ステップの実行先をオペレーティングシステムのタイプでさらに分類できることがあります。使用可能なオペレーティングシステムがサーバーオペレーティングシステムリストに表示されます。
- 同時ステップ制限セクションで、ステップテンプレートから作成された同時実行可能なステップ数の制限を設定する場所を指定します。
- OKをクリックします。