pdpr コマンドを使用するように構成する

InfoPrint Manager から RICOH ProcessDirector に移行し、pdpr コマンドを使用してジョブを実行依頼する場合、同じ pdpr コマンドからジョブを受信し続けるように RICOH ProcessDirector を構成できます。
RICOH ProcessDirectorpdpr コマンドは、自己解凍型 Perl スクリプトにパッケージ化されたスクリプトです。スクリプトは、pdpr を使用してジョブを実行依頼するすべてのクライアントコンピューターにインストールする必要があります。1 次サーバーを構成する前に、指示に従ってスクリプトをクライアントコンピューターにインストールし、それらを正しく構成します (pdpr.cfg ファイルの更新を含む)。
RICOH ProcessDirectorpdpr スクリプトは、lprafp コマンドを作成してジョブを実行依頼し、フラグを追加してサポートされるジョブプロパティー値を 1 次サーバーに送信します。このため、1 次サーバーの構成は、LPD プロトコルを使用するように構成する構成ステップと似ています。

pdpr コマンドを使用するように構成するには

  1. SMIT を開始して、Processes & Subsystems Subsystems Start a Subsystemをクリックします。 Subsystem Nameの選択肢のリストを開き、 lpd を選択します。
  2. /etc/hosts.lpd を開き、pdpr スクリプトをインストールしたすべてのコンピューターがリストされていることを確認します。
  3. pdpr スクリプトからジョブを受信するための LPD 入力装置を作成します。入力装置の名前が、pdpr.cfg ファイルに作成した規則で使用した名前と一致していることを確認します。

    pdpr を使用してジョブを実行依頼すると、pdpr オプションが lprafp コマンドのオプションに変換されます。LPD 入力装置では、[子ワークフロー構文解析規則]プロパティーにリストされたファイルを使用して、lprafp コマンドのオプションが RICOH ProcessDirector プロパティーにマップされます。

    [子ワークフロー構文解析規則]プロパティーのデフォルト値は、同じ receive_lpd_jobtype.cfg ファイルまたは receive_lpd_pdf_jobtype.cfg ファイルへのパスです。このファイルには、RICOH ProcessDirector がサポートする大部分の lprafp コマンドオプションのマッピングが含まれています。必要な場合は、ファイルを更新またはコピーして、さらにマッピングを追加できます。