データトランスミッターを使用してデータをアップロードする
データトランスミッターを使用して、PostgreSQL データベースのデータコレクターによってキャプチャーおよび保存されたプロパティー値を抽出し、別のアプリケーションに送信することができます。
この手順でステップを実行する前に、抽出先データベーステーブル、ならびに情報抽出のタイミングおよび頻度を決定します。
重要: この手順は、RESTトランスミッターにのみ適用されます。RICOH Supervisorを使用してデータをアップロードするには、RICOH Supervisorにデータを送信するためにセットアップするを参照してください。
さまざまなテーブルから値を抽出して送信するように各データトランスミッターを設定できます。データトランスミッターは、有効になると、スケジュールに従って動作します。
- アプリケーションのREST Webサービスとの通信要件を確認します。
- アプリケーションでの認証方法
- 指定する REST 認証および送信要求の値
- 応答で予想されるデータ形式
- RICOH ProcessDirectorで、アプリケーションとの通信を準備するには、以下のタスクを実行してください。
- アプリケーションにセキュリティー証明書が必要な場合は、RICOH ProcessDirectorの1次コンピューターに証明書をインストールします。
- 環境内でプロキシサーバーがWebサービスと通信する必要がある場合は、プロキシを使用するようにシステムをセットアップします。
- データトランスミッター用の資格情報オブジェクトを設定します。データトランスミッターオブジェクトは、アプリケーションでの認証のための静的資格情報または セッション資格情報を使用します。
- データトランスミッターオブジェクトを次のように定義します。
- 管理タブをクリックします。
- 左側のペインで をクリックします。
- 追加をクリックし、 RESTトランスミッターを選択します。
- プロパティーの現在値を確認し、すべてのタブで必要な更新を行います。 プロパティーに関する情報を見るには、プロパティー名の横にある疑問符ボタンをクリックします。
- すべての設定が正しく構成されているときは、全般タブの上部にあるスイッチをクリックして、データトランスミッターを有効にします。
- 注意:
- データの抽出および送信をするには、データトランスミッターが有効である必要があります。データ収集が無効なとき、または選択したデータベーステーブルに保存データが全くないときに、 1 つ以上のデータトランスミッターを有効にしても、データトランスミッターは、何の動作もしません。データトランスミッターおよびデータコレクターが有効なときに、データコレクターがデータをキャプチャーし始めると、データトランスミッターは、指定したスケジュールで情報を送信し始めます。
- データコレクターが無効な場合でも、データトランスミッターを作成して有効にできます。
- データコレクターが一度も有効にならなかった場合で、かつ選択したデータベーステーブルに保存データが全くない場合、エラーメッセージが表示されます。
- OKをクリックします。
- ワンタイム送信機能を使用して、RICOH ProcessDirector とアプリケーション間の情報交換をテストします。
- ワンタイム送信を選択します。 で、送信機を右クリックし、
- データトランスミッターをテストするには、特定範囲オプションを選択し、開始および終了日の値を入力します。
- OKをクリックします。
- 送信が成功した場合、受信アプリケーションを調べてデータが予定通りに届いていることを確認します。もしくは、送信が失敗した場合、データトランスミッターを右クリックし、ログの表示を選択して失敗したテーブルおよび失敗理由についての情報を確認します。