選択条件

選択条件は、組み合わされて検索句となる属性、演算子、および値で構成されます。

スクリプトに選択条件句を追加する際は、次のガイドラインに従ってください。

  • 選択条件全体は二重引用符で囲み、個々のストリング値は一重引用符で囲みます。

  • 複雑な句は、値をグループ化して作成できます。例えば、“(Job.ID > 100000015) and ((Job.Duplex = ‘Yes’) or (Job.TotalPages > 100))” のようにします。

  • ジョブ属性と文書属性を、同じ句で組み合わせることはできません。

  • データ値と時刻値は、テキストストリングからタイムスタンプに変換可能なフォーマットにする必要があります。このフォーマットは、YYYY-MM-DD HH:MI:SS:FFFFFF です。この完全なタイムスタンプは、YYYY-MM-DDYYYY-MM-DD HH:MI などの短い形式にできます。

演算子

次の表に、選択条件句で使用できる演算子を示します。

演算子 説明
=, !=, <>, >, >=, <, <= 使用可能な比較演算子。 “Job.ID = ‘100000015’”
および 指定したすべての条件を満たす結果を返します。次の例では、Job.ID が 100000015 で、Job.Name が AcmeMortgage のジョブのみが返されます。 “Job.ID = ‘100000015’ and Job.Name = ‘AcmeMortgage’”
in メンバーシップに属する値の結果を返します。次の例では、10000015、10000020、または 10000023 の Job.ID を持つジョブの結果のみが返されます。 “Job.ID in (‘10000015’, ‘10000020’, ‘10000023’)”
Like *(演算子) 指定したパターンの一致する値を返します。次のワイルドカードを使用できます。
  • % ワイルドカードは、文字列のグループと一致させるときに使用します。次の例では、test% は test、tests、tester、tested、および testing を返します。

  • _ ワイルドカードは、特定の文字列の数と一致させるときに使用します。例えば、test_ は tests のみを返し、test__ は tester と tested 返します。

ヌルの値とパターンは、空の文字列として扱われます。
“Job.Name like ‘test%’”
not 指定した条件と一致しない結果を返します。他の演算子とともに使用できます。次の例では、Job.ID が 100000015 より大きく、10000020 ではないすべてのジョブが返されます。 “Job.ID > ‘100000015’ and not Job.ID = ‘10000020’”
または 指定した条件のいずれかと一致する結果を返します。返されるジョブが、指定されたすべての条件と一致する必要はありません。次の例では、Job.Name AcmeMortgage または AcmeInsurance が含まれるジョブが返されます。指定された条件を一致させるために、ジョブに 2 つの Job.Name 値が含まれている必要はありません。 “Job.Name = ‘AcmeMortgage’ or Job.Name = ‘AcmeInsurance’”