証明書
資格情報オブジェクトは、SFTPサーバーまたは別のアプリケーションにアクセスするために必要なユーザー認証情報を指定します。認証情報は、他のサーバーやアプリケーションへのアクセスを必要とする入力デバイス、ステップ、およびデータトランスミッターで使用できます。
複数の入力装置またはステップで、同じ資格情報を使用して同じSFTPサイトにアクセスする場合、資格情報オブジェクトでユーザー認証情報を1回指定すれば、その資格情報が必要なステップまたは入力装置で、当該資格情報を選択できます。
RICOH ProcessDirectorでは、以下のタイプの資格情報をサポートしています。
- 入力デバイスおよびステップの資格情報
-
- パスワード
- パスワード資格情報は、認証にユーザー名とパスワードを使用します。
- SSHキー
- SSHキーの認証情報には、OpenSSL (従来の SSLeay) または PKCS#8 形式のプライベートキーが必要です。SSHキーを生成するためのユーティリティープログラムは、それぞれのオペレーティングシステムで異なるものが用意されています。
資格情報が変更され、この同じ情報が複数の入力装置またはステップで使用されている場合、資格情報オブジェクトを編集できます。この新しい値は、関連する全ての場所で自動的に使用されます。
- データトランスミッターの資格情報
-
- 静的
- 静的な資格情報では、承認コードを使用してアプリケーションに接続します。ユーザーまたはアプリケーションは、同じ資格情報を繰り返し使用できます。
- セッション
- セッション資格情報は、パスワードを使用してアプリケーションに接続し、トークンなどの一時的な認証データを取得します。トークンは、アプリケーションとの現在の通信セッションで有効であり、その後有効期限が切れます。
- リコークラウド
- リコークラウド認証情報は、ワンタイムコードを使用して証明書を生成します。証明書が取得されると、その証明書を使用して、RICOH Supervisorなどのリコークラウドアプリケーションに接続できます。RICOH Supervisor接続機能により、リコークラウド認証情報タイプのサポートが追加されます。