規則で統計を使用する

統計を数値や単語などの静的な値と比較したり、ジョブプロパティー、文書プロパティー、統計などの動的な値と比較できます。

例えば、すべての文書の 3 番目のページにバーコードを作成する場合、Stat.CurrentPageInDocument の統計を選択し、 数学記号の =を選択し、 テキストフィールドに 3と入力します。図 複数の条件が含まれた規則 の 5 番目の条件は、統計を指定します。

次の表に、使用可能な統計を示します。

規則の統計オプション

キーワード レベル 定義
Stat.TotalDocumentsInJob 印刷ジョブ 現在の印刷ジョブ内の文書の総数です。
Stat.TotalSheetsInJob 印刷ジョブ 現在の印刷ジョブ内のシートの総数です。
Stat.TotalPagesInDocument 文書 現在の文書内のページの総数です。
Stat.TotalSheetsInDocument 文書 現在の文書内のシートの総数です。
Stat.CurrentDocumentInJob 文書 印刷ジョブでの現行文書の番号です。1 から始まります。例えば、3 番目の文書の Stat.CurrentDocumentInJob の値は 3です。
Stat.CurrentPageInDocument ページ 文書での現行ページの番号です。1 から始まります。例えば、文書の 2 ページ目の Stat.CurrentDocumentInJob の値は 2 になります。
Stat.CurrentSheetInDocument ページ 文書に含まれている現行シートの番号です。1 から始まります。
Stat.CurrentPageInJob ページ 印刷ファイルでの現行ページの番号です。1 から始まり、常にジョブの開始ページから始まります。例えば、印刷ファイルの 10 ページ目の Stat.CurrentPageInJob は 10 になります。
Stat.CurrentSheetInJob ページ 印刷ファイルでの現行シートの番号です。1 から始まり、常にジョブの開始ページから始まります。
Stat.CurrentMedia ページ ステップが実行されたときに、印刷ジョブの現在のページに指定されたメディアです。ページ対してメディアが指定されていない場合、Stat.CurrentMedia はジョブに対して指定されたメディアになります。ページまたはジョブに対してメディアが指定されていない場合は、Stat.CurrentMedia には値がありません。例えば、ある文書の最初のページに対する Stat.CurrentMedia の値は、[レターヘッド]です。
    注意:
  • Stat_CurrentMedia が RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用してメディアを指定することはありません。
  • Stat.CurrentMedia を評価する RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat 規則を使用して配置したマークアップは、プレビューできません。
注意: ジョブレベルの値を記述する統計もありますが、RICOH ProcessDirectorは、マークアップを適用するか、文書プロパティーの値を抽出するかを決定する際に、文書内の各ページを評価します。