IMB シリアル番号ファイルを作成する

Intelligent Mail バーコード (IMB) に、各郵便物を識別する順次シリアル番号を入れたい場合は、シリアル番号ファイルを作成する必要があります。

IMBのシリアル番号ファイルには、実働AFPファイルで AFP Editorが作成する最初のIMBでエンコードされるシリアル番号が入っています。固有なものになるように、シリアル番号は後続のIMBごとに、AFP Editorによって1ずつ増分されます。

固有のバーコード定義名を持つバーコードごとに、異なる IMB シリアル番号ファイルを作成できます。例えば、1 つの IMB にカスタマーの宛先郵便番号があり、もう 1 つの IMB に会社の宛先郵便番号 (返信住所内) がある場合は、各バーコード定義に別の IMB シリアル番号ファイルを作成できます。

IMB シリアル番号ファイルを作成するには、次の手順に従います。
  1. エディターを使用して、IMB シリアル番号ファイルを作成します。
  2. ファイルが適用されるバーコードの名前でシリアル番号ファイルを示します。たとえば、バーコードに顧客の宛先コードがある場合は、バーコードにto-imbという名前を付け、シリアル番号ファイルにto-imb-serialという名前を付けます。
  3. Linux の場合、シリアル番号ファイルに適切な許可を設定し、RICOH ProcessDirector システムユーザー (デフォルトは aiw1)、および RICOH ProcessDirector グループ (デフォルトは aiwgrp1) 内のすべてのユーザーが、ファイルの読み取りと更新を行えるようにします。