カラーマッピングテーブルソースおよび出力ファイル

カラーマッピングテーブルは、ある Mixed Object Document Content Architecture (MO:DCA) 構造化フィールドから、より新しいプリンターで使用される新しいカラー構造化フィールドへの変換を定義するプリンターリソースオブジェクトです。

カラーマッピングテーブルを使用して InfoPrint 5000 などのプリンターの高輝度カラーおよび OCA カラーを調整します。カラーマッピングテーブルを使用して、InfoPrint Color 130 Plus プリンターなどのカラープリンターで高輝度カラーをより深みのあるカラーにマッピングすることもできます。カラーを白黒文書に適用するには、「AFP Architecture Reference」を使用して、カラーマッピングテーブルソースおよびオブジェクトファイルを作成する必要があります。

非カラーフィールドからカラー (古いカラー) フィールド、新しいカラーフィールドへの変換、および 新しいカラーフィールドから別の新しいカラーフィールドへの変換を定義できます。したがって、既存のアプリケーションまたは文書を変更せずに、それらに新しいカラーフィールドを使用できます。ある 1 つの文書について各種カラーマッピングを使用して、元の文書を変更せずに、さまざまな方法でカラーを使用してその文書を印刷することもできます。

cmt ユーティリティは構成ファイルからカラーマッピングテーブルを作成します。このユーティリティーを使用すると、パラメーター ColorSpace を通じて定義されたさまざまなカラーモードでカラーマッピングを作成できます。例えば、InfoPrint 5000 および InfoPrint C900 AFP などのプリンターの高輝度カラーおよび OCA カラーを調整する場合に、 高輝度値を使用できます。

サンプルの構成ファイル /usr/lpp/psf/config/cmt.cfg (Linux)C:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF\config\cmt.cfg (Windows) にはユーザー定義の仕様が含まれています。cmt ユーティリティーによりサンプル構成ファイルから cmtsampl という MO:DCA サンプルカラーマッピングテーブルが作成されました。