オブジェクトをエクスポートする

別のRICOH ProcessDirectorシステムでオブジェクトを再利用する場合、他のシステムで使用できるようにオブジェクトをエクスポートできます。その後で、再利用するシステムで、オブジェクトをインポートします。オブジェクトの例として、入力装置やプリンターがあります。

Preprinted Forms Replacement機能を使用している場合は、ヘルプシステムの指示に従って、メディアオブジェクトを電子フォームでエクスポートします。

オブジェクトをエクスポートするには、次の手順に従います。

  1. 管理タブをクリックします。
  2. エクスポートファイルはポップアップウィンドウで開くため、ご使用のブラウザーでポップアップブロック機能をすべて無効にします。

    ポップアップブロック機能が有効になっていると、エクスポートファイルを保存することはできません。

  3. 左のペインで、ユーティリティー オブジェクトのエクスポートをクリックします。
      注意:
    • システム内の全てのオブジェクトをエクスポートするには、設定メニュー(ギアメニューの画像)をクリックし、 すべてのシステムオブジェクトをエクスポートを選択します。
    • システム内の特定のオブジェクトをエクスポートするには、次の手順に進みます。
  4. エクスポートするオブジェクトのタイプを、オブジェクトをタイプ別に追加リストから選択します。
  5. エクスポートするオブジェクトを選択し、エクスポートリストに追加をクリックします。
  6. オプション: エクスポートするオブジェクトテーブルで、参照を追加するオブジェクトを選択し、 参照の追加をクリックします。
      重要:
    • 他のオブジェクトが参照するステップリソースは、参照の追加アクションによってエクスポートリストに追加されません。
  7. エクスポートする他のオブジェクトに対して、これらの手順を繰り返します。
  8. オプション: 1つまたは複数のオブジェクトを、エクスポートするオブジェクトテーブルから削除するには、削除するオブジェクトを選択し、 リストから削除をクリックします。
  9. エクスポートするオブジェクトテーブルで、エクスポートするオブジェクトを選択し、 エクスポートをクリックします。
    注意:
  • カスタム文書プロパティーをエクスポートして、バージョン3.10以降にインポートする場合は、C:\aiw\aiw1\config\docCustomDefinitions.xmlファイルを新しいRICOH ProcessDirectorシステムにコピーします。
  • オブジェクトをエクスポートする場合、ワークフローで参照されているすべてのオブジェクトをエクスポートファイルに含めます。例えば、ワークフローは、要求されたプリンタージョブプロパティーにジョブに要求されたプリンターの名前を指定するPrintJobsステップテンプレートを含めることができます。そのプリンターオブジェクトがエクスポートファイルに含まれていない場合は、新しいRICOH ProcessDirectorでインポートが失敗します。
  • エクスポートできるのは、パスワード、セッション、および静的な資格情報のみです。リコークラウドおよび秘密鍵の資格情報は使用するコンピューターで生成する必要があるため、エクスポートすることはできません。
  • 資格情報オブジェクトを参照するオブジェクトをエクスポートする場合、資格情報オブジェクトはエクスポートファイルに含まれています。
  • バージョン3.10.1より前のRICOH ProcessDirectorシステムでカスタム ポートレットを作成した場合、それをRICOH ProcessDirectorバージョン3.10.1以降のシステムにインポートすることはできません。カスタムポートレットを再作成してください。
  • ステップリソースをエクスポートすると、参照するファイルはエクスポートパッケージに含まれません。ステップリソースで参照されているファイルをエクスポートシステムからインポートシステムに手動でコピーします。ステップリソースオブジェクトをインポートする前に、インポートシステムにファイルをコピーする必要があります。
    • すべてのステップリソースをエクスポートするには、エクスポートシステムからインポートシステムの同じディレクトリーに、/aiw/aiw1/StepResources の内容をコピーします。
    • 特定のステップリソースをエクスポートするには、エクスポートしたXMLファイルを開きます。エクスポートした各ステップリソースのエントリーを検索し、StepResource.Fileプロパティーを見つけます。その値で、そのステップリソースに関連付けられているRSCファイルの名前を見つけます。例えば、この値の場合、以下のようになります。
      • <property name="StepResource.File" value="{"fileName" : "/aiw/aiw1/StepResources/ 1992052c6ef44a229b8b43d77232bf53.rsc","displayName" : "Ricoh_Export-2019-08-26_13-30-04.xml"}"/>

      ファイル名は、次のようになります。1992052c6ef44a229b8b43d77232bf53.rsc

      エクスポートシステムでファイルを検索し、インポートシステムの同じディレクトリーにコピーします。