予定作業をモニターする設定

繰り返し発生するジョブがある場合、予定作業機能を使用して、ジョブが適切な入力装置に時間どおりに到着したことをチェックできます。

予定作業をモニターするには、管理者が予定作業オブジェクトを作成し、そのオブジェクトを 1 つ以上の入力装置を関連付けます。

例えば、毎月 1 日に 3 つのジョブを送信してくる顧客がいるとします。SLA には、ジョブが 1 日の午前 8 時までに到着した場合、午後 4 時までに印刷する必要があると記述されています。毎月 1 日の午前 8 時に状況を確認するよう入力装置に指示する、予定作業オブジェクトを作成します。次に、その予定作業オブジェクトを適切な入力装置に関連付けます。毎月 1 日の午前 8 時に、入力装置は到着したジョブの数を調べます。

  • 3 つのジョブがすべて到着していた場合、処理は通常どおり続けられます。
  • ジョブが到着していない場合、入力装置の予定作業状況プロパティーは、 遅延に設定されます。警告 ([警告]アイコン) アイコンが入力装置の右側に表示されます。

毎月 1 日の午前 8 時に到着する 3 つの印刷ジョブを表す予定作業オブジェクトを定義するには、管理者は次の手順に従います。

  • 管理タブの オブジェクトセクションにナビゲートし、 予定作業を選択します。
  • 予定作業オブジェクトを追加します。
  • 予定作業名フィールドに 月別明細書と入力します。
  • 説明フィールドにオブジェクトの説明を追加します。
  • 開始日時を追加して、入力装置がジョブのモニターを開始する日時を指定します。時刻を 午前 8 時に設定します。
  • 予定ジョブ数フィールドに 3と入力し、3 つのジョブを予想していることを指定します。必要に応じて、入力装置がカウントする入力ファイルの識別に使用する ファイルパターンを指定します(PDFファイルの場合は.*pdf$など)。
  • 予定作業の間隔フィールドで 頻度フィールドで 毎月 1 日を指定し、ジョブが毎月の 1 日に到着することを指定します。
  • モニターする 1 つ以上の入力装置のプロパティーを編集し、月別明細書を関連付けられた予定作業プロパティーの値として指定します。

予定作業の開始日時の後、入力装置は毎月 1 日に 3 つのジョブをモニターします。3 つのジョブが予定どおり到着していない場合は、警告 ([警告]アイコン) アイコンが入力装置の右側に表示されます。

    注意:
  • 入力装置に対する予想される作業が遅れたときに電子メールを送信するように通知オブジェクトを設定できます。
  • Web サービス有効化機能がある場合は、入力装置に対する予想される作業が遅れたときに SOAP または REST Web サービス呼び出しを発行するように通知オブジェクトを設定できます。