カスタムジョブプロパティーと文書プロパティー

カスタムプロパティーは、実行するRICOH ProcessDirectorに対して固有のプロパティーです。標準のジョブプロパティーや文書プロパティーが要求を満たさない場合に作成します。

カスタムプロパティーを定義するときは、データベース名と、プロパティーノートブックと列見出しに表示されるラベルを選択します。また、プロパティーに格納されるデータの種類(整数、数値、文字列など)と、異なるユーザーグループがプロパティーに対して持つデフォルトのアクセスも選択します。文書プロパティーの場合、値をデータベースに保存するか、文書プロパティーファイルにのみ保存するかを決めて、スペースを節約し、処理要件を最小限にすることもできます。

プロパティーを作成したら、アクティベートする必要があります。アクティベートすると、他のジョブプロパティーまたは文書プロパティーと同様に使用することができます。値を設定したり、テーブルの列として追加したり、プロパティーノートブックで表示したり、カスタムポータルやコネクターの条件で使用したりできます。

カスタムプロパティーの定義を変更する必要がある場合は、変更する前にそのプロパティーを非アクティブにする必要があります。カスタムプロパティーを再びアクティベートするときは、以前に接続していたすべてのオブジェクトに再接続する必要があります。

カスタムプロパティーを作成すると、プロパティーの定義はシステムオブジェクトとして保存されます。その結果、カスタマイズしたプロパティーをインポートおよびエクスポートしたり、別のシステムに移行したりすることができます。