WPM Connect

WPM Connect を使用すると、AFP 印刷ジョブを WPM Web に送信して追加処理を行うことができます。

このフィーチャーは、用意されているステップテンプレートのリストに SetWPMProperties ステップテンプレートを追加します。ワークフローに追加すると、そのステップテンプレートにより、RICOH ProcessDirector が WPM Web のユーザー情報ページ (UIP) を作成するのに使用する値を指定できます。WPM Web は、その UIP を使用して印刷ジョブを処理できます。

UIP は、印刷ジョブの前に WPM Web に送信されるパナーページの一種です。UIP は他のバナーページのように印刷されません。WPM Web は、自動的に UIP を受け入れて解釈し、そこに含まれている情報を使用して WPM プロパティーを設定します。

SetWPMProperties ステップテンプレートを設定する際には、RICOH ProcessDirector がダブルバイト文字およびシングルバイト文字の UIP を作成するのに使用するコード化フォントを指定してください。WPM Web にジョブを送信する前に、これらのコード化フォントがバナーページのコードページマッピングファイルに追加されていることを確認してください。バナーページのコードページマッピングファイルは、次の場所に保管されています: /aiw/aiw1/control_files/banner_pages/

行を追加して、SBCS および DBCS コード化フォントを IBM-930 または IBM-939 コードページにマップします。たとえば、以下のような行を追加します。

X0H16N=IBM930
X0G32F=IBM930
X0H16U=IBM939
X0M32F=IBM939

また、コード化フォントが、RICOH ProcessDirector がリソースを検索するディレクトリーに保管されていることも確認してください。たとえば、プリンターオブジェクトの AFP リソースパスプロパティーにディレクトリーを追加できます。

SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップを含むワークフローを作成した後に、印刷ジョブを WPM AFP エミュレーターに送信する AFP プリンターオブジェクトを定義できます。AFP プリンターの ユーザー情報ページの作成プロパティーの値を はいに設定すると、RICOH ProcessDirector は UIP を作成して、UIP と印刷ジョブを WPM Web に送信します。