MarcomCentralの注文を処理するワークフローを定義する

MarcomCentral Webサイトのストアから取得した注文を処理するには、MarcomCentral Connect機能で提供される MarcomProcessOrdersワークフローをコピーします。 CallSOAPServiceステップは、 ジョブチケットMarcomCentral Webサービスを呼び出し、注文番号を使用して、ジョブチケットを取得します。ワークフロー内のこのステップなどを編集し、自分のMarcomCentralストアと RICOH ProcessDirectorワークフローに合わせてステッププロパティーの値を設定します。

MarcomCentralの注文を処理するワークフローは、SOAP Webサービスの入力装置からジョブを受信します。

ワークフローを定義する前に、以下が必要です。

  • XSLTスタイルシートを使用して、注文に含まれるXMLエレメントを RICOH ProcessDirectorのジョブプロパティーにマッピングする方法など、注文の処理方法を計画します。
  • MarcomCentral Webサービスを呼び出す準備をします。
  • SOAP Webサービスの入力装置を定義します。

詳しくは、関連タスクを参照してください。

MarcomCentralの注文を処理するワークフローを定義するには、次の手順に従います。
  1. ワークフロータブをクリックします。
  2. MarcomProcessOrdersワークフローを右クリックして、 コピーを選択します。
  3. ワークフローのコピーに名前を付け、必要なその他の値を入力または編集して、続行をクリックします。
  4. ワークフローエディターでSetJobPropsFromTextFileステップを右クリックし、 プロパティーを選択します。
  5. ジョブデフォルト - 一般タブで、 ジョブ名プロパティーをMarcomCentralストアからの注文を識別する値に設定します。
  6. ApplyXSLTransformステップでは、 XSLTファイルプロパティーに、作成したorderToOverrides.xsltファイルのディレクトリーパスと名前を設定します。
      注意:
    • このファイルは、MarcomCentralストアからの注文処理方法を計画する手順で作成したものです。
  7. CallSOAPServiceステップでの操作:
    1. プロキシを使用プロパティーに、Webサービスとの通信で使用しているプロキシサーバー(存在する場合)を設定します。
    2. パスワードプロパティーに、MarcomCentral注文トークンを設定します。
    3. SOAP要求プロパティーに、インポートした GetJobTicketsByOrderNumberSOAP要求を設定します。
      SOAP要求をインポートしたときに、名前の前にMyStoreを付けた場合は、このプロパティーに MyStore-GetJobTicketsByOrderNumberを設定します。
    4. ApplyXSLTransform2ステップでは、 XSLTファイルプロパティーに、新しいディレクトリーにコピーしたjobticketsReceived.xsltファイルのディレクトリーパスと名前を設定します。
        注意:
      • このファイルは、MarcomCentralストアからの注文処理方法を計画する手順で作成したものです。
  8. Waitステップでは、 待機期間プロパティーに、MarcomCentralストアがすべてのジョブチケットを処理し終わるまでジョブを待機させる時間を設定します。
    ジョブがジョブチケットを待機する時間の指定には、(2)チケットの確認コネクターと 待機期間プロパティーの両方の設定が必要です。この時間の経過後に、ジョブは FailWithMessageステップに進みます。 待機期間プロパティーは1分間の待機を、 (2)チケットの確認コネクターはジョブが分岐を9回通過することを表しています。このジョブが FailWithMessageステップに進むまでの時間は10分になります。 待機期間プロパティーを2分に設定すると、時間は20分になります。その後、コネクターの規則を Custom count 1 < 20に設定すると、時間は40分になります。
  9. オプション: ワークフローで印刷物のみを処理する場合は、CreateJobsFromXMLステップの ジョブを作成するためのXPath表現プロパティーに、非印刷物を除外する表現を設定します。
  10. RetainCompletedJobsステップでは、サイトに適した値を 保存期間プロパティーに設定します。
  11. ワークフローを保存し、使用可能にします。
  12. このワークフローを、MarcomCentralの注文の取得で定義した入力装置に接続します。
    1. 管理タブをクリックします。
    2. 左のペインで装置 入力装置をクリックします。
    3. 入力装置を右クリックして、プロパティーを選択します。
    4. 一般タブで、 子ワークフロープロパティーに、MarcomCentral注文の処理で定義したワークフローの名前を設定します。
MarcomCentralジョブチケットを処理するワークフローの定義後、CreateJobsFromXMLステップの 新しいジョブのワークフロープロパティーに、このジョブチケットワークフローの名前を設定します。