ファイルシステムについて計画する
ファイルシステムは、パーティションとしてセットアップすることも、別のストレージユニットからマウントされたファイルシステムとしてセットアップすることもできます。ただし、
RICOH ProcessDirector 基本製品を 2 台のコンピューター (アクティブコンピューターおよびバックアップコンピューター) にインストールする場合は、両方のコンピューターがアクセスできるように、マウントされたファイルシステムでこれらを作成する必要があります。
- 基本製品または2次サーバー機能がインストールされるLinuxコンピューターの場合
- 単一パーティションが、最もシンプルなファイルシステムのセットアップです。RICOH ProcessDirector インストーラーによって、単一パーティション内に自動的にディレクトリーを作成できます。
- 複数パーティションを使用すると、1 つのパーティションでスペースを使い果たしても、システムは機能し続けることができます。ファイルシステムを複数のパーティションでセットアップするには、RICOH ProcessDirector をインストールする前に、ファイルシステムを作成し、コンピューターにマウントする必要があります。
- Linux システムのパーティションをRICOH ProcessDirector 用にセットアップする場合は、論理ボリュームマネージャー (LVM)、ハードウェア RAID または個別のパーティションを使用できます。ハードウェア RAID 0 で、最良のパフォーマンスが得られます。
- 論理ボリュームマネージャー (LVM) を使用する場合は、RICOH ProcessDirector をインストールする前に、ファイルシステムを作成し、コンピューターにマウントする必要があります。
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RICOH ProcessDirector は、64 ビットノード設定で作成されたファイルシステムをサポートしません。
- アプリケーションサーバーがインストールされているWindowsコンピューターでは、インストール前にファイルシステムをセットアップする必要はありません。
ファイルシステムのサイズと場所を決定する際は、次の要素について考慮してください。
- ストレージおよびバックアップの必要性
- 障害のリカバリー