Quadient Inspire接続

Quadient Inspire接続の機能によってRICOH ProcessDirectorの機能が拡張され、Quadient Inspire Designer v8以降との連携が容易になります。この機能をインストールすると、Quadient Inspire Designerによって作成されるファイルを処理するためのシステムオブジェクトが追加され、生成されたファイルを処理エンジンに渡して印刷ジョブを生成するという印刷ワークフローが可能になります。

Quadient Inspire Designerでアプリケーションを作成すると、次の作業が可能になります。

  • 生または未処理のフォーマット、構成、およびデータファイルをホットフォルダーに実行依頼してQuadient Inspire Designerに送信し、ワークフローの一部としてAFPジョブまたはPDFジョブを作成できます。

    ジョブ処理の一部としてAFP出力またはPDF出力を生成する場合、WFDファイル、JOBファイル、および変数データファイル(Quadient Inspire Designerが対応するフォーマットのもの)をQuadient Inspire Designerから、バッチ方式がリストのホットフォルダーに実行依頼できます。

  • Quadient Inspire Designerを使用して、既存のAFPファイルまたはPDFファイルをワークフローの一部として修正します。

    継続して使用したい既存のAFPまたはPDFのアプリケーションがある場合、印刷ジョブとしてWFDファイルをホットフォルダーに実行依頼できます。RICOH ProcessDirectorQuadient Inspire Designerを起動すると、既存のAFPまたはPDFファイルを探し出し、WFDファイルの情報を使ってAFPまたはPDFファイルを再作成します。

ファイルを生成または変更するとき、ホットフォルダーは ComposeAFPまたは ComposePDFステップテンプレートに基づくステップを含むワークフローにジョブを割り当てて、Quadient Inspire Designerにファイルを送信します。このステップは AFP ファイルまたは PDF ファイルが返されるのを待ってから処理を継続します。

新しいステップテンプレート

この機能は、Quadient Inspire Designerにジョブを送信するステップテンプレートを追加します。

  • ComposePDF

    このステップテンプレートに基づくステップは、Quadient Inspire Designerを使用して、WFDファイルと1つ以上のRAWデータファイルから新しいPDFファイルを作成します。このステップは、新しいファイルが返されるまで待機します。

  • ComposeAFP

    このステップテンプレートに基づくステップは、Quadient Inspire Designerを使用して、WFDファイルと1つ以上のRAWデータファイルから新しいAFPファイルを作成します。このステップは、新しいファイルが返されるまで待機します。 ComposeAFPは、Quadient Inspire接続機能およびAFP Support機能がインストールされている場合に使用可能になります。